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POWER PUSH! 2015年8月のアーティスト
TRACE / WANIMA

TRACE / WANIMA

アーティスト

プロフィール

熊本出身の松本健太(Vo, B)、西田光真(G)を中心に2010年初夏に結成されたメロディックパンクバンド。12年12月に同じく熊本出身の藤原弘樹(Dr)が加入し、現在の編成となり東京を中心に活動。

これまでに制作したデモ作品3枚は、初めてライヴを見た約3割ものキッズがデモを購入していくという驚異的状況を生み出し現在までに手売りで4千枚を突破。14年にPIZZA OF DEATHが、レーベルとして初めてマネジメント契約をしたことを発表。音楽性の高さはもとより話題性も呼んで注目度が高い。同年10月、同レーベルより1stミニアルバム「Can Not Behaved!!」をリリース、11月全国ツアー"Can Not Behaved Tour"33箇所(20公演ソールドアウト)。ファイナルは渋谷O-WEST。

その後PUNK SPRING 2015、Viva La Rock 2015、Japan Jam Beach 2015、百万石音楽祭、SATANIC CARNIVAL、DEAD POP FESTiVAL 2015、京都大作戦、Join Alive、Rock In Japan Festival 2015、Rush Ball 2015 軒並み大型フェスティバルへの出演を果たしている。

オフィシャルサイト

▼ WANIMA - TRACE

Power Push! Interview


熊本出身のスリーピースバンド・WANIMA(ワニマ)。今年、各地の夏フェスでトップバッターをつとめ、その存在感とメロディアスで耳に残る楽曲でスター街道を驀進中の彼らが1st EPをリリース! 8月のPower Push!として絶賛O.A.中の『TRACE』の話題をメインに、メンバー3人に語っていただきました。

Text_加藤蛍 Photo_依田純子

熊本からやってきた、男くさくてアツいやんちゃな3人がスペシャ来襲!

―Power Push!でO.A.中の『TRACE』のMVは広大なロケーションと楽曲の雰囲気がマッチしている最高の作品ですね! あれはどちらで撮影されたものなのでしょうか?

松本健太(Vo&Ba):長野県の白馬で、今年の6月くらいに撮りました。山頂まで20人くらいのクルー全員でドラムセットから機材まで、全部自分たちで運んで。まだ雪が残っていて、寒くて吐く息が白いくらいなのに、山道を歩いていると汗びっしょりになっちゃうような、なかなかにハードな環境で。
藤原弘樹(Dr &Cho):片道1時間くらいだったんですけど、行く途中で昼に食べたカツカレーを全っ部リバースしました。全部です。
松本:光真と僕は4歳からの幼馴染なんですね。で、光真は元自衛官だからめっちゃ体力あるはずなのに、山頂についたら僕に向かって『すごい綺麗な景色ですねー』って急に敬語で話しかけてきて。よっぽど辛かったんかなって。
西田光真(Gu&Cho)酸素が薄くて、頭が回らなくて。
藤原:山頂にセットを組んで撮影したんですけど、まずは夕方からスタートして何テイクか撮影したあと、一度下山して。で、夜中にまた登って夜明けのシーンを撮ったんです。

―え! 一度下山したんですか?

松本:寒すぎて、とてもじゃないけど夜を越せる感じではなかったですね。山の上だからかわいい女の子もおらんし。
西田:思わず敬語になるほど、景色は綺麗でした。

―たしかに、雄大な自然の中で、『TRACE』のストレートな歌詞が際立ってグッときてしまいました。どのような思いを込めて制作されたのでしょうか。

松本:WANIMAって楽曲によって振り幅がすごいんですよ。ざっくり言うと、エッチな歌と真面目な歌があるけど、こっちは真面目な歌シリーズ。歌詞は僕が書くんですけど、この曲を聴いた人からよく、「元カノを思い出した」とか、「家族を思い出した」、「思わず携帯のフォルダを見返した」っていう感想をもらうんですけど、まさにそういう気持ちになってもらいたいなって思って書いた曲で。自分の中にずっと残っている人、会いたいけど会えない人に、伝わるように書きました。

―歌詞を書くときの定番スタイルはありますか?

松本:エッチな歌詞を書くときは、ひとりクラブへ行って、フロアにいる人たちからヒントをもらおうとしたりします。真面目な歌詞を書くときは家でひとりになって考えるんですけど、どうしようもなく行き詰まったときは、メンバーにLINEをするんです。そうすると、絶対に二人とも既読スルーで。虚しく光る“既読”の表示を見ると、WANIMAは俺がひとりでやっていかなきゃなって。

―(笑)。ぜひタイミングがあったときは返してあげてくださいね。

藤原:返そうとは思うんですけどね。でもやっぱり、歌詞は健太が書いてるから。信じて任せようと。
西田:僕は返そうと思ったことはないですね。一度返すとどんな流れになるかは、長い付き合いの中でわかっているから。LINEのラリーし始めると長いんですよ。

―20年以上のお付き合いですもんね(笑)。しかもバンドをやっていたら、ほぼ毎日一緒に過ごされているわけで。

松本:お互い空気みたいな、そんな感じですよ。そこを、弘樹くんが中和してくれるというか。

―クッションみたいな存在なんですね。

松本:体格が? 上手いこと言いますね。
藤原:おや? 僕への悪口ですか?

あやうくFUNIMAに改名しなきゃならないところでした!(藤原)

—とんでもございません! そんな藤原さんは、2013年に新加入されたんですよね。どういった経緯で?

松本:前任のドラマーが辞めてしまったタイミングで、共通の知人が暇しているドラマーがいるよってことで紹介してくれて。会ってみたら、熊本出身っていうことが偶然発覚したんですよ。年齢は2個上なんですけど、同じ目線で接してくれるから、居心地がよくて。
藤原:年上に対するリスペクトを感じたことは、現在のところ一度もありませんね。前のドラムの頭文字が"WA"、"西田(NISHIDA)"、"松本(MATSUMOTO)"の頭文字をとってWANIMAという名前だったのに、僕が入ることで、“FUNIMA”になってしまうぞ、ということになって。
西田:それだとかっこよくないもんな。
藤原:FUNIMAじゃ、こうやってスペシャさんにインタビューもしてもらえなかったですよ。なので、FUJIWARAの“WA”を取って、WANIMAのまま活動することになったんです。

—今年、WANIMAの皆さんは10本以上の夏フェスに出演されたそうですね。

松本:決まったときは、どうなるんだろうって思ったけど、あっという間でしたね。特に印象深いものを挙げるとするなら、京都大作戦は普通にお客さんとして行っていて、ずっと出たいと言っていたフェスだったので。大作戦の会場で出会った子と付き合ったこともあったくらい、個人的にも思い入れがあって。10-FEETのTAKUMAさんから直接お誘いの連絡をいただいたときに、真っ先に報告したいと思って、その子に連絡したんです。そしたら『現在使われておりません』のメッセージが…
藤原:そのエピソード、全部のインタビューで話してるから、だんだん新鮮なリアクションが出来なくなってきたわ…
西田:(無言でうなずく)

—(笑)。とはいえ、ほぼすべてのフェスで、トップバッターをつとめたそうですね!

松本:WANIMAはトップバッターが似合うバンドなんですよ。朝早すぎて、眠そうな顔のお客さんもいますけど、なんにせよ一番っていうのはうれしいですね。ステージから客席はよく見えます。お、あの子かわいいなって思ったり(笑)。大きいステージはまだ慣れないけど、今年の夏に経験させていただいたことで、少し余裕が出てきました。
藤原:お客さんの表情が笑顔に変わっていくのを見ると、やっぱりこっちもテンションが上がりますね。
松本:僕ら、いつも『ワンチャン狙っていきます、WANIMAです!』と自己紹介をするんですけど、この夏の経験を経て、ワンチャンには責任もともなうということがわかってきました。どの会場でも爪痕を残せたと思うし、ワンチャンだけじゃなく、ツー、スリーと続けていきたいという欲も出てきましたね。
藤原:はじめましてのお客さんの心をどれだけつかめるかっていうのは、昔から意識してやってきたことなので。そういう意味では、課題もあったけど、手応えも感じられました。

国民的バンドを目指して、ワンチャンのその先を目指します!(松本)

—発売中の『Think That…』についてもお聞かせください。

松本:Think That”という響きが良いなって思ったんですけど、“…”の部分は聴いてくれた人の想像に委ねたいな、と。
藤原:こちらが提示するのではなく、1枚を通して聴いてくれた方が“◯◯だと思う”の◯◯の部分を、感じてもらえたら最高ですね。

—『いいから』と『TRACE』が新曲、『終わりのはじまり』と『HOPE』は既存曲をこのEPの為に新録されたんですよね。

松本:『いいから』と『TRACE』だけでも良かったんですけど、1枚を流れとして聴いてもらうときに、『終わりのはじまり』と『HOPE』があったほうがバランスが良いだろうと。アツさが伝わればいいなって思います。どの曲も、すでにライブで披露していて。毎回毎回、お客さんたちが全く違う盛り上がりを見せてくれるので、ステージにいる自分たちが一番楽しんでいますね。
藤原:サウンド的には、歌詞が聴き取りやすいように、という部分は大事にしています。ヴォーカルの邪魔をしないように、でも存在感を出すように。

—西田さんはいかがですか?

松本:かっこつけて言わんでいいからな?
西田:ヴォーカルを邪魔しないように、演奏しています。
松本:さっき言ったやろ!

—ありがとうございます(笑)。WANIMAさん的に、野望はありますか?

松本:まだまだ全然なので、もっともっと上にいきたいです。いつかスタジアムライブがしたいっす! なぜか、いまの発言を聞いた辛苦を共にしているはずのマネージャーはちょっと笑ってますけど(笑)。無謀かもしれないけど、やりたい。サザンオールスターズさんのような、国民的アーティストになりたいです。
西田:いやー、たぶん無理だろ。

—そんなことないと思います! 今後のご活躍を楽しみにしております。

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【WANIMA のルーツミュージック】は次のページで!

【WANIMAのルーツミュージック】

松本健太 餓鬼レンジャー『火ノ粉ヲ散ラス昇竜』

僕が中学の頃、周りはみんな餓鬼レンジャーさんを聴いていたんですよ。同じ熊本出身ということで親近感もあったし、熊本の地名や方言、エッチな内容まで盛り込んだ遊び心ある歌詞に、田舎の中学生だった僕はかなり衝撃を受けて。こんなに自由にやっていいんだ、と感じた気持ちはいまもWANIMAの楽曲にも生きていますね。

藤原弘樹 長渕剛『三羽ガラス』

父や兄が好きで、実家の車の中には長渕さんのカセットテープが山積みになり、いつも流れていたんです。長渕さんの歌がつねに日常にあったので、自然とDNAに刻まれていったのかもしれないですね。長渕さんからの影響はいまも感じていて、アツさや男くさいスピリットはWANIMAの音楽にも流れていると思います。

西田光真 Ken Yokoyama『Running On The Winding Road』

中学でギターを始めた頃、Kenさんが『The Cost Of My Freedom』を出されたんです。中でも『Running On The Winding Road』に特に衝撃を受けて、必死で耳コピした思い出が。まさかKenさんのレーベルに入れるとは思っていなかったので、お会いするといろんなことを教えてくださるのですが、緊張しすぎて全然話せません!

番組情報

POWER PUSH!

POWER PUSH!

毎月注目アーティストの一曲をピックアップし、
そのミュージックビデオをヘビーローテーションでオンエア!
2015年8月のパワープッシュアーティストは…

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