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ニューヨーク出身のポップシンガー/ソングライター・デュオ、ア・グレイト・ビッグ・ワールド(イアン・アクセル/チャド・ヴァッカリノ)。
2013年後半、彼らのシングル「セイ・サムシング」を聴いた誰もがこの楽曲に反応を示した。
アメリカのTVチャンネル:FOXの『ソー・ユー・シンク・ユー・キャン・ダンス』でこの楽曲が使用されたのきっかけに、
プラチナ・ヒットへと成長する旅を歩み始めることになるのである。

簡潔でありながら涙を誘うピアノの旋律と、イアンの美しく催眠的なヴォーカルが全世界を深く感動させた。
その一人が他ならぬクリスティーナ・アギレラだった。

「僕たちは彼女から、僕たちの曲について詩のように綴られたメールをもらったんだ。」アクセルはこのように振り返る。
「彼女の方から一緒に仕事をしたいと言ってくれて、僕たちは驚愕してしまった。信じられなかったよ。
一週間後には、彼女とロサンゼルスでレコーディングしていたんだ。今となってはさらに世界へとつながりを広げてる。」
ア・グレイト・ビッグ・ワールドは、クリスティーナ・アギレラと共にアメリカのTVチャンネル:NBCの『ザ・ヴォイス』(人気オーディション番組)で「セイ･サムシング」」を披露すると、その後一緒にレコーディングしたデュエット・バージョンが瞬く間にiTunesで1位を獲得。そして、世界中の称賛を浴びたアメリカン・ミュージック・アワード(アメリカの4大音楽賞の一つ)でのパフォーマンスの後にも同様の出来事が起こった。彼らは「ヴィクトリアズ・シークレット・ファッション・ショー」でのパフォーマンスを大成功させ、ソールドアウトしたマル―ン5の大晦日ライブでサポート・アクトを務め、華々しく2013年を締めくくった。

そして、2014年に1月にデビュー･アルバム『イズ・ゼア・エニバディ・アウト・ゼア?』で、本格的に彼らの旅が始まった。
アルバム・タイトルに関する疑問も提起させる―イズ・ゼア・エニバディ・アウト・ゼア?(そこに誰かいますか?)

チャドとイアンは大学在学中にニューヨーク大学の練習室で出会ったという。2012年に幾つかの運命の紆余曲折を経た後、
彼らはア・グレイト・ビッグ・ワールドを結成し、Kickstarter(クリエイティブなプロジェクトに向けて資金調達を行う手段を提供する民間営利団体)の援助で
6曲入りEPを発売した。「エヴリワン・イズ・ゲイ」と「ディス・イズ・ザ・ニュー・イヤー」は、FOXの人気番組『グリー』で出演キャストによって披露され、
一大センセーションを巻き起こした。それから間もなく、Black Magnetic/エピック・レコードが彼らに契約をオファー。
「セイ･サムシング」のヒットに続き、2014年1月にリリースしたアルバム『イズ・ゼア・エニバディ・アバウト・ゼア?』は全米チャート初登場3位を記録した。
2014年のSUMMER SONICでの来日が決定している。

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