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アイスクリーム / Rude-α

2020年3月のアーティスト

Profile

1997年2月8日生まれ。22歳。沖縄県沖縄市出身。
2019年5月、メジャーデビューEP「22」(Nijyuni)をリリース。先行配信シングル『wonder』が、ストリーミング400万回、MV視聴250万回を突破。さらに7月からはAbemaTVの超人気恋愛リアリティーショー「オオカミちゃんには騙されない」に出演し、独特なキャラクターがティーンエイジャーの間で大きな注目を集め話題に!

ニューシングル「アイスクリーム」を2月8日(土)にリリース!
そして3月4日(水)には1stアルバム「23」をリリース!

1stアルバムをひっさげ、3月から自身初となる全国ツアー“1st Album release Tour「23」”を全国10都市11公演を開催予定。

Power Push! Interview


Rude-αのNEWアルバム「23」は、彼のラップとヴォーカルをシームレスに繋げるヴォーカル・スタイルの確立と、より広いリスナーにアプローチするポップな楽曲性が統合された、Rude-αの音楽的な志向性が落とし込まれた快作だ。ただ明るいだけではなく、切なさや都会的な感傷も綯い交ぜになった本作は、リスナーの心のひだにしっかりと浸透し、聴くものの心を軽くするだろう。Rude-αの進む先を、このアルバムから感じ取ろう。

TEXT: 盛孝大 PHOTO: 高木"JET"晋一郎

ースペースシャワーTVは、3月の「POWER PUSH!」にRude-αくんの「アイスクリーム」を選出いたしました。

スペシャは子供の頃からテレビで見ていたチャンネルで、新しい音楽を知る窓口でもあったので、そのチャンネルで自分の曲がPOWER PUSH!として選ばれたのは、スゴく嬉しいですね。

ースペシャはご覧になってたんですね。

よく見てましたね。 KARAとか少女時代が流行って、K-POP特集とかを組んでた10年ぐらい前は特に。そうやって自分が子供だった頃と同じように、スペシャを通して新しい音楽に出会う人はいまも多いと思うし、その中でRude-αの音楽を知ったり、僕の音楽を聴いて楽しくなったりしてくれたら嬉しいですね。何ていうか……地球には70億の人間が暮らしていて、そのひとりひとりには会えないじゃないですか(笑)。でも自分が作った音楽が流れたり、それが電波やネットに乗れば、直接ではないけど多くの人に会える、いつでも会えるような気がするんですよね。実際に、海外でも自分の曲が聴かれたりもしてるみたいなんで、沢山の人達に、自分の音楽と出会って貰えたら、それは幸せなことですよね。

ー音楽はスペシャなどのテレビを通して聴くことが多かった?

テレビもありましたし、出身が沖縄のコザ(沖縄市内の地名。米軍基地を多く抱えている)なので、街を歩いてても洋楽がメチャメチャ聴こえる街だったから、そこで知ることも多かったですね。高校からはダンスを始めたんで、その流れでソウルとかファンク、ディスコのレコードを買うようになって。

ー高校生の時には「BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」に出場されましたね。第六回では準優勝、そしてチャンピオン大会ともいえる第十回にも登場されましたが、ラップを始めたキッカケは?

何かの曲や音楽がキッカケだったんじゃないんですよね、実は。高校2年、16歳の時に、バイト終わりに近所の公園で友達と座ってたら、全然知らないデカい奴が近づいてきて、「誰だろう?」と思って見上げたら、そいつがいきなりフリースタイルを仕掛けて来たんですよね(笑)。で、僕はラップしたことが無かったんだけど、仕掛けられたらやっぱりムカつくじゃないですか。それでやった事もなかったフリースタイルで返したら、『お前、才能あるから明日からラッパーな』って言われて(笑)。

ーかなり無茶な話ですね(笑)。

その経緯は今回のアルバム『23』の“23”っていう曲でも書いてるんですけど、仕掛けてきたのは、僕より先に『高校生RAP選手権』にも出場したKDTってラッパーで、仕掛けた理由はその時に僕がNEW ERAのキャップを被ってたんで、多分ラップ出来るだろうと(笑)。でも、それがキッカケでKDTとは次の日から一緒にラップをするようになったんですよね。自分が音楽を始めたキッカケは、そのフリースタイルになると思います。

ーブラック・ミュージックは聴かれていたようですが、ヒップホップは聴いていましたか?

熱狂的にという感じではないけど、聴いてはいましたね。ただ影響として大きいのは、ORANGE RANGEですね。自分の音楽の原点にはORANGE RANGEがあるんで。

ーORANGE RANGEの音楽は、ロックやヒップホップなど、様々な音楽をミックス・アップした上で、ポップスを作るという感触がありますが、それはRude-αくんの音楽とも通じる部分を感じますね。

それはめちゃくちゃありますね。やっぱり「高校生RAP選手権」で注目をされたし、音楽のベースの一つにはヒップホップがあるんですけど、ちょっとヒップホップは周りの声がうるさいな、って思うことも多くて。

ーそれは例えば?

「これこれじゃないとヒップホップじゃない」とか「こういうサウンドこそヒップホップだ」みたいな。勿論、それぞれの価値観はあると思うし、それを否定する気は無いんだけど、僕はそれを越えて、小さい子が踊ってくれたり、友達に聴かせた時に「かっこいいじゃん」って純粋に盛り上がってくれる方が、音楽として大事なんじゃないかなって思うんですよね。ヒップホップに限らず、最近音楽って難しいじゃないですか。「この音楽はこういうジャンルで」「この音楽はこういう歴史があって」「この音楽はこういうバック・グラウンドがあって」みたいな、理論付けとか説明が必要な音楽が多いなって感じるんですよね。確かに、僕も「J-POPはクソだ、やっぱりTHA BLUE HARBだ」って思ってた時期もあったし、今でもTBHは大好きなんだけど、逆にいまは難しく考える音楽の方が多すぎるなって。それに、自分が音楽をクリエイトする側になって思うのは、やっぱりポップスを作るのは一番難しい、ってことなんですよね。だから僕は「23」で表現したみたいな、ポップな音楽が作りたいし、それをブラッシュアップしていったところに、自分の音楽があるのかなって思うんですよね。

ーその上で考える、Rude-αくんの「ポップ」というイメージは?

わかりやすく言えば、自分は2000年代初期みたいなJ-POPを作りたいんですよね。そういう時期の音楽に自分が影響を受けたというのもあるんですけど、あの時代のJ-POPって、なにも意識しなくても楽しめる音楽が多かったと思うし、音楽シーン自体もよりポップを求めてたと思うんですよね。だから、それを意識した音楽づくりが出来ればという気持ちがあって。

ー2000年代初頭のJ-POPは、渋谷系からの流れや、テクノやヒップホップ、ミクスチャーからの影響、ビジュアル系の隆盛といった様々な方法論と、歌謡曲的な流れが合流した、クロスカルチャーな音楽性がヒットにも繋がった時期でもありますね。

僕自身、今はJ-POPというジャンルとして音楽制作をしているんですが、極端に言えば、ジャンルに限らない音楽を作って行きたいんですよね。USも、ラッパーが歌えるのは当たり前だし、ジャンルの垣根がほとんど無いと思うんですよね。だからより単純に「踊れる」とか「かっこいい」と思えることが大事になっていくのかなって。その意味でも、今回の「23」はポップに振り切ろうと思ったんですよね。

ーアルバムの構成で面白いなと思ったのは、“アイスクリーム”という、カラフルに恋慕の思いを表現した楽曲から始まっているんだけど、後半になると、切ない「別れ歌」が中心になっていく構成でした。

正直言うと、スタッフの「こういう構成にした方がいいんじゃない?」っていう意見でこうなりました(笑)。というのも、僕は毎日毎日曲を作って、その中から完成形にするべき曲を選って、それをブラッシュアップしてアルバムに入れてるんですね。だから、曲を作る段階では全体のコンセプトっていうは特に考えてないし、曲はそれぞれに浮かんだアイディアを落とし込んでいて。だから、今回は恋愛の曲が多くなったんですけど、それは結果的にで、恋愛の曲を歌おう、増やそうという意識は実はなくて。

ーではテーマはどのように決めていくんですか?

曲作りの後半ですね。曲作りの初期の段階では、僕は日本語でも英語でもない、宇宙語で曲を作るんですよね。

ースキャットというか 、「口のノリ」でまずは構成していくと。

だからサウンドというか、音感で曲を作っていくんですよね。その雛形に対して、最後に歌詞やテーマを当てはめて、完成させると。“アイスクリーム”も最初は適当に謎の言葉で歌って、あとからこのメッセージを乗っけていったんですよ。

ー“アイスクリーム”は片思いに近い内容だし、あまりハッピーな恋愛の曲はありませんね。

そうですね。“アイスクリーム”は『届かない恋愛』の曲だし、ハッピーな恋愛の曲ってほとんど無いと思いますね。だって、ハッピーな恋愛なんて……勝手にやってろ!ってなるじゃないですか(笑)。

ー間違いない(笑)。やっぱり切ない恋愛の方がリスナーの感情を揺さぶると思うし、その意味でも、リスナーに届いた時にどう作用するかを考えられたリリックが多いと感じました。

音楽を始めた頃はヒップホップがベースになってたんで、「自分のリアル」だったり「自分の思い」が中心になって、自分目線の歌詞しか書けなかったんですよね。でもある時に、聴いてくれた人の感情を揺さぶったり、心が弾んだり、涙を流したりする方が大事なんじゃないかな、と思ったんです。その時から「聴いてくれた人がどう思うか」が、作詞の時のメインになりましたね。だから、自分の見てる世界とは違ったり、まったく別のキャラクターとしてを歌うこともあるし、そういった曲を歌う時は、その世界の人間になりきって歌うし、それで良いんじゃないかなって。

ーそういった作詞の上でシンパシーを受けた曲はありますか?

あいみょんさんの“君はロックを聴かない”って曲はすごく好きですね。曲の中にあるように、僕もレコードを好きな相手に聴かせるタイプだったんで、その気持ちは分かるなって(笑)。でも、ロックやレコードをテーマにしたのは、スゴく絶妙なアプローチだと思うんですよね。そういうディティールにフォーカスしたことによって、ただの恋愛の歌じゃなくて、より深みを増した内容になったと思うし、そういう歌詞にはシンパシーを覚えますね。

ー“会えない夜”はワルツ進行のビートに、ラップとメロディがシームレスに繋がっていく構造になっていますね。

三拍子のビートにラップを乗せるのはスゴく難しかったんですけど、メロディを入れると気持ちいい所に入ったんで、その両輪で形にしようと。感覚的にはブルースっぽいイメージですね。歌は東京に出てきてから始めたんですけど、それ以前からソウルやブルースは聴いてたので、そういう感触のメロディは自分の中にあるので、歌ってて気持ちよかったですね。

ーこの曲は、例えていうならThe DriftersとかFour Topsのような、50年代、60年代のコーラスグループのような質感を今様にアップデートした感触がありますね。

そうですね。僕はThe Temptationsが好きだったんで、そういう感性が出てると思います。

ーそういった感触は“ハレルヤ”にも現れていますが、この曲には客演にラッパーのBASI(韻シスト)を招いていますね。

BASIさんは僕のルーツの一人なんですよね。沖縄にライヴに来たBASIさんのライヴを、パンパンのフロアで見てたぐらい、高校時代に聴いてたヒップホップ、ラップのアーティストの中でも、強い影響を受けた一人ですね。トラックを手掛けてくれてるISSEIくんとは、四年ぐらい前に彼に映像を撮ってもらったことがあって、その時に知り合って。その時に韻シストの話をしたら、「BASIさんのジャケットとか作ってるの、俺やで」って。

ーISSEIくんはBASIくんのバックDJも務められていますからね。

そういう縁があって、BASIさんとも繋がって。BASIさんは“愛のままに feat. 唾奇”とか、色んなフィーチャリング曲を作られているので、今回のアルバムを作る上で、僕もBASIさんとそういう曲を作りたいなと思ってたんですよね。それでISSEIさんに相談したら「話してみたら?」って言われたんで、そのまま勢いでBASIさんに相談したら「全然いいよ」って(笑)。この曲はすごくオーソドックスに、シンプルにヒップホップをやろうと思ったんで、昔の自分に戻って作ったって感じですよね。

ー他の楽曲では、ハウスや2STEPといった感触を覚える、ノリの強い楽曲も多いですね。

いま自分が気持ちいいと感じる音楽が最近だとハウスっぽいものだったりするので、そこにフォーカスが当たったのかも知れないですね。今回だと“BOYS MEETS GIRL”が特にそういう感触があると思うんですが、トラックメイカーのTAARさんと一緒にこの曲を作って完成した時に、自分がやるべきサウンドはここなのかな、って気づきもあって。言葉にすると、ダンス・ミュージックであり、明るさもあって、ポップであるというか。そして、聴いてくれた人がドキドキワクワクしたり、好きな人の事を思い出したりするような曲が作りたいんですよね。そういう自分の音楽に対するテーマと、作りたいサウンド感が一致したっていう手応えが、“BOYS MEETS GIRL”はスゴく強かったですね。

ーMVについても伺うと、“アイスクリーム”のMVはスゴくカラフルな色使いが印象的ですね。

色合いのビビッドさによって、スゴく見やすい素敵なMVになったと思いますね。屋上のシーンも抜けが良くて壮大な絵が撮れたなと思うし、スゴく気に入ってます。ただ、まだYou Tubeのコメントではバレてないみたいなんですが、“アイスクリーム”っていうMVなのに、出てきているのがソフトクリームなんですよね(笑)。

ー最後に、Rude-αくんのこれからの動きを教えて下さい。

「武道館に立つ」っていうのを目標に置いているんですが、自分でそれは実現出来るだろうな、って思ってるんですよね。自分の立ち位置は他のラッパーとは違うだろうし、ヒップホップ・シーンとも距離はあるのかも知れないけど、逆に今の僕のような立ち位置にいる人は他にいないし、だからこそこの位置で音楽を作ることに意味があるのかなって思うんですよね。そういう風に新しい道を切り開いて行きたいし、その先に武道館が「通過点」としてあるのかなって。そしてその動きを通して、自分自身が誰かの夢だったり、誰かの人生を支えるような人間になりたい。傷ついていたり、何やっていいのか分からなくて悩んでる子達の希望になったり、誰かの孤独を照らして、人生においてのBGMになるような音楽を作っていきたいですね。そしてより多くの人にとってそういう存在になれるように、自分ももっと成長出来れば、と考えています。

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【Rude-αのルーツミュージック】

ORANGE RANGE「musiQ」

ORANGE RANGEですね。ORANGE RANGEのベスト盤を親が車の中で流してて、それで知ったと思うんですが、「音楽が楽しい」と思ったのは、ORANGE RANGEが最初です。地元のアーティストっていうと真っ先にORANGE RANGEが浮かぶし、ライブにも行って。その時に、格好いいな、こういう人たちになりたいなってぼんやりとだけど夢を持ったんですよね。未だに何を目指して、何を目標にして、 何を追いかけてるのかなって考えると、自分はずっとORANGE RANGEですね。

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