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SPOTLIGHT / eill

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SPOTLIGHT / eill

2019年11月のアーティスト

Profile

東京出身。SOUL/R&B/K-POPをルーツに持つ新世代シンガーソングライター。15歳からJazz Barで歌い始め、同時にPCで作曲も始める。10代から、清水翔太のコーラスやPAELLAS、SKY-HIなどへ客演で参加する。2017年12月、韓国ヒップホップ・アーティストRheehabとOceanと制作した音源「721」をSoundCloudに公開。2018年6月、SG「MAKUAKE」、7月には、高橋海(LUCKY TAPES)が参加した「HUSH」、10月にはミニアルバム「MAKUAKE」を発表。Apple Music「今週のNEW ARTIST」、SPACE SHOWER「NEW FORCE」、Spincoaster「BREAKOUT 2019」、HMV「エイチオシ」に選出されるなど、2019年に大きな飛躍が期待されているアーティスト。

2019年5月以降「20」、「succubus」、「Succubus feat. Kvi Baba (grooveman Spot Remix)」と配信シングルを連続リリース。
また11月16日より、1st ONEMAN TOUR 「BLUE ROSE 2019」も東名阪にて開催。

待望のファースト・アルバム「SPOTLIGHT」が11月6日(水)にリリース!

オフィシャルサイト

Power Push! Interview


Z世代、ミレニアル世代の台頭が相次ぐMUSICシーンに、また新たなる才能が現れた。21歳のシンガーソングライター・eillだ。自己プロデュースで音源を発表してきた彼女が、満を辞してアルバムをリリース。今回はアルバム『SPOTLIGHT』を中心に、彼女のルーツ、そして11月POWER PUSH!楽曲「SPOTLIGHT」についても聞いた。

TEXT: 加藤蛍 PHOTO: 関口佳代

ー現在「SPOTLIGHT」が11月POWER PUSH!として絶賛オンエア中です。POWER PUSH!選出のニュースを聞いたときに思わずスタッフさんとハイタッチをされたと聞きましたが、そのときのことをもう少し詳しく伺えますか?

テレビの歌収録をしていた日で、はじめてカメラの前で生歌を披露したので、緊張しちゃって。終わってから楽屋で落ち込んでいたんです。もっと上手くできたのに…って。そんなときにこのニュースを聞いたので、すごくうれしくて泣きそうになっちゃいました。オンエアが始まってすぐに、インスタに「スペシャで見て飛んできました」っていうコメントをいくつか見つけたりして、本当にありがたいことだなって思います。

ー「SPOTLIGHT」のMVは、夜の原宿でのロケシーンも印象的です。

あれはたしか、夜の8時くらいで。人もいっぱいいる中で、ダンサーの方とフリースタイルで動いたり歩かないといけなかったんです。決まったフリがあったわけじゃなかったので、上手くできるかすごく不安で。私、ダンスとか苦手なんですよ。

ーえ、そうなんですか? MVを見るとめちゃくちゃ踊れる人の動きですよ?

全然そんなことはないんですけど、自分でも予想以上に出来ているように見えるなって思いました。もちろんバックについてくださっているGANMIさんっていう素晴らしいダンスチームの皆さんがいるおかげで、私も上手く見えるという効果が大きいと思うんですけど。最初は緊張してたけど、実際に自分の曲が流れると、「曲の中の自分」に、自分を重ね合わせることが出来て、自然と体が動きました。

ー憑依型なのかもしれませんね(笑)。MVのアイデア出しなどにも参加しました?

はい。曲の中でメガホンを持っているんですけど、あれも普通に私が買ってきたもので。ジャケットの話になっちゃうんですけど、今回のアルバムのジャケットは家の近くの私がいつも行くコンビニの駐車場で撮ったんです。そもそも、コンビニの壁の前でメガホンを持っている自分を懐中電灯で照らして、スポットライトを表現したいなと思ったところから始まったんです。それで、意志を持って発する女性を表現するためにメガホンを使ったので、MVでも取り入れてもらいました。とはいえ、私が「女性が堂々と歩いている感じを表現したいです」くらいのことを言って、監督がめちゃくちゃかっこよく映像にまとめてくれたという感じです。

ーMVの中やジャケットで着ている衣装もかっこいいですね。

ありがとうございます。どちらもパンツのセットアップなんですけど、私服の中から選びました。女の子っぽさもあるけど、ふわふわしていないというか。「かっこいい自分が1番だ!」という意志や、等身大の私を表現したいと思って。

ー「SPOTLIGHT」の歌詞に描かれている女の子がeillさんに重なりますね。どんな経緯で誕生した歌詞なのでしょう?

これはアルバムのレコーディングが5日間くらい連続で続いていて、歌詞もギリギリまで書けなくて。歌を録って、夜は歌詞を書いて、また次の日に朝から歌を録ってというのを繰り返した最後の日、あまり寝てないし、書けないしで精神的にも追い込まれていたんです。それでも良い歌詞が降りてこなくて、もうダメだって、一生書けないって夜中の2時くらいに泣いていたんです。そしたら、本当にたまたま、外で飲んでいたバンドメンバーからビデオ通話があって。向こうは飲んでて楽しくなっちゃって通話しただけなんですけど、私が落ち込んでいることに気づいて、「なんで泣いてるんだよ! 俺は信じてるから、eillがやりたいことをやればいいんだよ!」って謎にエモいことを言われて。あ、この話してると泣きそう(笑)。その直前までは、全部抱え込んで、私はひとりぼっちだって思ってたんだけど、その言葉にハッとして。私にはこうやって信じてくれる人や、応援してくれる人がいっぱいいるんだってことに改めて気づくことが出来て。「待ってくれている人のために書ける歌詞がある気がする」ってバーッと出てきたのが、「SPOTLIGHT」の歌詞だったんです。だから、本当に自分が言いたかった言葉がそのまま書けました。

ーちなみに歌詞を書くときのスタイルは?

字で書いたり、パソコンに打ち込んだりですかね。

ー今の世代の方って、フリック入力に慣れているからキーボードで打つのが苦手という声もよく聞きますが、eillさんは大丈夫なんですね。

私は中学のときから家のパソコンで、ひたすら「ビヨンセ、ビヨンセ、ビヨンセ」って検索しまくって延々ネットをやっていたタイプなのでキーボードには馴染みしかないです。

ーそうなんですね(笑)。ビヨンセが音楽的なルーツなんですか?

本当に幼少期とか小学校とかのときはジャニーズとかAKB48が好きで、中学生くらいのときにお母さんが韓国ドラマにハマって、家で韓国ドラマとかK-POPが流れていて。それで私も、かっこよくて、おしゃれで、細くて、歌が上手くてっていうK-POPアイドルに衝撃を受けて、そこからハマって、韓国語も勉強し始めちゃったりして。お母さんは韓国のイケメンに、私はガールズグループにそれぞれハマって、韓国までオーディションを受けに行ったりしていたんです。

ーなんと! すごい行動力ですね。

で、そんなときに、たまたま『ドリームガールズ』という映画を見て、そこで歌うビヨンセを見て、言葉なんて全然わからないのにすごい伝わってきたんです。そこではじめて「歌だけで気持ちを伝えることが出来るんだ」ということに気づいて、本気で歌いたいって思うようになりました。でも私、歌が苦手で。

ー今のeillさんの歌声を聴いているとそんな風には1ミリも思えませんが…。

お母さんにも、「この子は歌はダメね」って言われたりしていて。自分でも苦手意識を持っていたのですが、どうしても歌いたくてビヨンセの「Listen」という曲を独学で練習し始めたんです。その声、どうやって出してるの?みたいなフェイクやビブラートも、1秒ごとに停止ボタン押して、1音ずつ確認して、3ヶ月かけて歌えるようになったんです。最初は、この子は何を言っているんだろうって思ってたお母さんも、私が「Listen」をマスターしたのを見て、ボイトレの先生を探してきてくれて。韓国人の先生と、日本人の先生のところへレッスンへ行くようになったんです。

ー掛け持ちしていたんですね!

はい。韓国人の先生は特に厳しくて、出来ないと怒られるから、毎回悔しくて泣いて帰って、家で練習しての繰り返しでした。1音出ないことがすごく悔しくて、でもそこがマスター出来ると心からうれしくて。負けず嫌いなんですよね、だから続けられたんだと思います。高校生くらいのときからは、自分でライブハウスにブッキングして歌うようになって。そこで知り合った子たちから、それまで私が触れてこなかったJ-POPを教えてもらって、日本語で歌うことの楽しさを知りました。

ーそうやって始まったことが今こうして、アルバムのリリースという形式で、ひとつ形になったことは大きいですね。

パッケージとしてリリースされるのは2回目なんですけど、それまでは配信という形だったから、音楽という目に見えないものが形になることに慣れなくて。だから、CDを渡されると「あ! 触れる!」みたいに思うのが自分でもうれしいです。全11曲なんですけど、例えば「20」とかは自分の将来が不安な時期に書いたから、自分へのエールを込めたりしているんです。「今の自分が最高でいれたらそれが今は良いんじゃない?」って自分に語りかけているような気持ちで。で、その状態を乗り越えて書けたのが「SPOTLIGHT」なんです。
だから、曲ごとに少しずつ私の心境も、変わってきているというか。「SPOTLIGHT」は、もちろん、自分を「ウェイ!」みたいに奮い立たせる曲でもあるんですけど。その先に、やっぱり、聴いてくれている誰かを照らしたいという気持ちもこもっていて。そういう変化みたいなものも感じてもらえたらと思います。

ー少し話は逸れるかもしれませんが、最近のMUSICシーンには10代~20代前半のアーティストの活躍が目覚ましいじゃないですか。もちろんeillさんもその中のひとりだと思いますが、そういったシーンや同世代のアーティストのことは意識することはありますか?

それこそ、私の周りの友達も、アニメもK-POPもジャニーズもAKB48もヒップホップも、ジャンルにこだわらずなんでも好きみたいな子が多くて。ただ、最近は少し変わってきているとはいえ「eillはジャンルがない」「ジャンルを絞った方がいい」みたいな感じのことを言われたことも何回もあるんです。でも最近は「これが私で、生きてきた時代がこれだから、eillはこれなんだ」ということに自信が持ててきています。だから、決まり事とか、ジャンルの壁とか、そういうのも全部ぶっ壊して「私は私だ」という作品を、これからも出していけばきっと、同じ時間に生きてきた人とか、そうじゃない人ももちろんですけど、届く人はいるのかなって思います。

ー着実に届きはじめてますよね。EXIDに楽曲提供したというニュースも発表になっていましたし。

m-floの☆Taku Takahashiさんにお声がけいただいたんですが、もともとめちゃくちゃ聴いていたグループなのですごくうれしかったです。歌詞も、韓国語、日本語、英語の3ヶ国語を混ぜて書くというオーダーだったので、このときほど、韓国語を勉強しておいてよかったと思ったことはなかったです。

ー日常会話には困らないレベルで話せるんだとか。

今いきなり話してって言われたら出てこないんですけど、韓国へ行って少し慣れてきたら出てくるかな、というくらいです。いつかご一緒したい向こうのビートメイカーなどもいるんですよ。今は一方的なファンですけど(笑)。

ー夢は膨らむばかりですね。そして、いよいよツアーも始まりますね。

たぶん今回のツアーでもやるんですけど、「HUSH」という曲で、客席のひとりを私が決めて、その人のこと以外を見ないということを毎回やっていて(笑)。大体みんな、それに気づくと恥ずかしがって目を逸らしちゃうんですけど、こないだ1曲丸ごと目を逸らさないでいてくれた子がいて。はじめて敗北したんですけど、うれしさと悔しさが混じったような気持ちになりました(笑)。今回のツアーでもしこの曲が始まって、目が合ってるなって気づいたら、逸らさないで欲しいけど、負けたくない…どっちだろう…。

ー本当に負けず嫌いなんですね(笑)。MCでは素をさらけ出すタイプ?

そうですね、ただエモくなっちゃうと、喋りすぎてボロが出ちゃうので、基本的にはいつも笑ってます。あとは、歌い終わったときや、MCのときには遠慮せず「eill!」ってどんどん声をかけて欲しいですね。

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【eillのルーツミュージック】

ドリームガールズ『オリジナル・サウンドトラック』

お母さんがモータウン好きで、その時代を描いた作品ということで、「ドリームガールズ」を観たんです。シュープリームスがモデルになっているんだ、くらいの感覚で観たら、ビヨンセとの出会いを果たして。そこから私が歌でやっていきたいと思うようになったので、ルーツになっている作品です。

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