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ヤングアダルト / マカロニえんぴつ

2019年9月のアーティスト

Profile

2012年はっとり(Vo/Gt)を中心に神奈川県で結成。メンバー全員音大出身の次世代ロックバンド。
はっとりのエモーショナルな歌声とキーボードの多彩な音色を組み合わせた壮大なバンドサウンドを武器に 圧倒的なステージングを繰り広げる。
9月Dr.サティが脱退後、4人の新体制になるが歩みを止めるこなく12月に初のフルアルバム「CHOSYOKU」をリリースしロングヒット中。

2018年に2月にリリースした「レモンパイ」が王様のブランチの10月度のエンディングに抜擢される、翌月マクドナルド500円バリューセットのCMソングにに「青春と一瞬」を書き下ろし、配信リリース。初の全国ツアーは追加公演含め、全てソールドアウトとなる。全国にマカロックを響かせるべく活動中!

ミニ・アルバム『season』を9月11日(水)リリース!

オフィシャルサイト

Power Push! Interview


マカロニえんぴつが5thミニアルバム「season」を9月11日にリリースした。初めてメンバー全員が作曲で参加し、バンド史上屈指の豊かな彩りを宿した同作から、その1曲目を飾る収録曲「ヤングアダルト」が9月度のPOWER PUSH!に選ばれている。秋には全国ツアーも控えているが、こちらは全公演ソールドアウト。いよいよ本格的な上昇気流を巻き起こしている彼らだが、先日「SWEET LOVE SHOWER 2019」にも初出演し、朝イチのオープニングアクトながらフィールド後方までオーディエンスを集め、その注目度の高さを証明してみせた。この勢いを落とすことなく「転がり続けたい」というメンバーに、「ヤングアダルト」をはじめとする最新作の手応えや新たな発見、さらには今後の展望など、話を訊いた。

TEXT: TAKUTO UEDA PHOTO: 関口 佳代

ー「ヤングアダルト」が2019年9月度POWER PUSH!に選ばれました。まずは率直な感想をお聞かせください。

はっとり:この曲に関しては、すぐにでもたくさん人に届いてほしいという思いが特に強かったので、リリース前からこうやってプッシュしてもらえて、すごく恵まれてるなって思います。

田辺由明(以下、田辺):デモ音源の段階で、Bメロまでのメロディーと歌詞はほとんどできあがってはいたんですけど、その時点でメッセージ性の強い曲だなと思っていたので、色んな方々に聴いていただける機会が増えるのは嬉しいですね。

はっとり:初期からの制作スタイルとしては、まずメロディーとアレンジの方向性をなんとなく決めて、最後に歌詞を考えるパターンがほとんどだったんですけど、「ヤングアダルト」は弾き語りしながら、メロディーと歌詞を同時に作っていったんですよ。ちょうどそういう作り方に挑戦し始めた時期に、いろいろ作っていく中で「ヤングアダルト」ができて、今までの曲とはちょっと違う手応えがあった。

ー4thミニアルバム「LiKE」を引っ提げたツアーのファイナルで初披露されて、先日の「SWEET LOVE SHOWER 2019」でも最後に演奏されていましたが、ライブでの手応えはいかがでしょう?

長谷川大喜(以下、長谷川):ライブが終わった後って、けっこうエゴサーチするんですけど、やっぱり「歌詞が刺さった」っていう声が多くて。

高野賢也(以下、高野):楽器の演奏自体はすごくシンプルなので、そのぶんお客さんの顔をよく見ることができるんですけど、歌のメッセージがちゃんと伝わってるなって表情からも分かるというか。

はっとり:涙を拭いながら聴いてくださってる方もいたよね。YouTubeでMVが公開された時も、「ライブで聴いた時に歌詞が刺さりました」みたいなコメントがあって。この曲は歌詞がしっかり聞き取れるように引き算のアレンジを意識したから、それがちゃんと実を結んでる。すごく嬉しいです。

ー歌を際立たせるアレンジって、これまではあまりトライしてこなかったもの?

はっとり:引き算のアレンジはずっとやってきたことではあったんですけど、「ヤングアダルト」はそれを特に強く意識したというか。歌い出しの部分なんて、ほとんど話しかけるような感じなので、演奏を抑えないと歌が聴こえてこない。そういうノウハウをずっと学んでいく中で、一つの集大成として完成したのが「ヤングアダルト」だと思います。

ーバンドの成長を表す1曲でもあると。

はっとり:個人的には鍵盤がイイ仕事をしてると思ってるんだよね。ギターだけだと地味になりすぎたと思う。俺も大ちゃん(長谷川)も、昔は鍵盤の入れ方を心得てなかったというか。だから、大ちゃんの成長は本当に大きいと思う。もともとはロックのロの字も知らなかったのに、半ば強引にこの世界に引きずり込んできて、無理やり弾かせて…

ー無理やりだったんですか(笑)。

長谷川:ずっとジャズとかボサノヴァばかり聴いてきたので(笑)。今と比べると、当時はだいぶ未熟だったと思います。

はっとり:今では鍵盤のフレーズを考える時、トップの音をすごく気にするもんね。トップってつまりは和音の一番高い音なので、歌とぶつかりがちなんですよ。だから、そこのバランスには細心の注意を払わないといけない。俺らが知らないところで勉強してたの?

長谷川:そういう部分を意識しながら音楽を聴くようにはなりましたね。

高野:ベースも音の強さ、長さは意識しましたね。

田辺:ギターもこの曲に関しては最低限のことしかやってないんですよ。昔はけっこう手数の多い弾き方をしてたけど。

はっとり:俺もそういうギターが好きだったんだよね。自分たちがギターロックをやってるっていう自負もあったし。でも、シンプルだから簡単っていうわけでもないんですよ。ブリッジミュートでリズム感をキープするのだって難しいし。余計なことを考えないようにする努力が必要だからね。

ーヤングアダルト」がPOWER PUSH!されたり、「レモンパイ」が「王様のブランチ」のエンディングテーマに起用されたり、ここ最近でマカロニえんぴつの作品がどんどん世の中に広がってきている状況を、自分たちとしてはどう受け止めているのでしょう?

はっとり:今はインターネット経由でいくらでも音楽が聴けちゃう時代だけど、そういう文化はやっぱり若者が中心で、流行る音楽も刺激が強いものが多い。それに比べると、テレビは年代関係なく見てるから、マカロニえんぴつにはマッチした媒体なのかなとは感じてます。「青春と一瞬」がマクドナルドのCMソングとして流れ始めたあたりから、ライブで30代以降のお客さんも増え始めましたし。

ーもともと将来像として、幅広い世代に聴かれるバンドになりたかった?

はっとり:昔から「幅広い世代に愛される音楽を」とは言っていて。デビューする前に自分たちで作ったサイトにも“全年齢対象ポップスロックバンド”って書いてたし。ここにきてピントが合ったというか。だからこそ、今の状況にも無理なく順応できてるような気がします。

ー5thミニアルバム「season」のタイトルの由来は何なのでしょう?

はっとり:初めてメンバー4人全員が作曲を担当したので、バンドのカラーが4色あるっていう発想から、4→四季→seasonって連想ゲームみたいに言葉を繋げて。あと、seasonには旬って意味もあるので、「旬じゃなくなる音楽ってどうなんだろう」っていうちょっとした皮肉も込めてます。俺らは時代の旬というより、マカロニえんぴつの音楽を必要としてくれる誰かの旬でありたいっていう。

田辺:メンバーの中で僕だけ、自分で作った曲をリリースしたことがなかったんですよ。マカロニえんぴつは2週間に1回ぐらいのペースで制作ミーティングをしてるんですけど、そこで「そろそろ田辺の曲も収録するか」って話になったのが一番最初の発端だったよね。

ー何故このタイミングで?

はっとり:よっちゃん(田辺)の曲だけリリースしてないことに気づいたからですかね(笑)。そろそろ作品に入れてあげないと、肩身が狭い思いをしちゃうかなと思って。ドラムが脱退したタイミングでみんなの意識が変わって、それぞれが作曲するようになったんですけど、段々と良い曲も溜まってきて、レパートリーがけっこう粒ぞろいになってきたんですよ。

ー全メンバーが作曲を担当したことで、改めて発見したお互いの個性や手癖などもあったり?

はっとり:俺の手癖はもうみんなよく分かってるはずだけど(笑)。あと、賢也も曲を作るペースが速いから、段々と賢也節みたいなものを感じるようになったな。

高野:あまり自覚はしてないんだけど。

長谷川:自覚してないからこそ出ちゃってるんだろうね。

はっとり:そう、それが手癖だよ。たぶんメロディーラインかな。

高野:ああ、でもメロディーラインはそうだね。ちょっと最近ワンパターンになってる気がします(笑)。

はっとり:ワンパターンっていうか、こういうメロが得意なんだなって分かってきたというか。泣きメロメーカーなんですよ。賢也はデモをボカロに歌わせて、歌詞も適当なんですけど、メロだけで切なさを感じさせるんだよね。ポップな曲調の中でグッとくるメロディーラインを作れる人。

高野:普段からけっこうアニソンを聴くんですけど、アニソンってすごくメロディーがキャッチーで耳に残りやすいアレンジじゃないですか。そこから影響を受けてるのかもしれないですね。

ーなるほど。長谷川さんに関してはいかがでしょう?

田辺:聞いたところによると「TREND」は大ちゃんなりのロックらしいんですよ。僕としてはそれがけっこう驚きで(笑)。

はっとり:ロックをやるってなったら、まずは3コードとかを思い浮かべるもんね。

ーご自身としてはロックをどう解釈をしたのでしょう?

長谷川:うーん、どうなんだろう…。

はっとり:ギターのイントロは初じゃない?

長谷川:そう。ギターを使えばロックなんですよ(笑)。

はっとり:コードは大ちゃんらしい難しい進行なんですよ。俺たちじゃ絶対思いつかない。

ーでは、田辺さんに関してはいかがでしょう?

田辺:僕は70~80年代のハードロックに影響を受けているタイプなので、今回収録されてる「恋のマジカルミステリー」もド頭からそういうリフを入れました。けっこうイイ感じに自分のルーツをサウンドの中に落とし込めたかなと。他のメンバーが得意なことを自分がやろうとしたってしょうがないので。

ーでは、ラブシャの感想もお聞かせください。今年はオープニングアクトでの初出演となりました。

高野:リハの時点ではまだガラガラだったんですけど、本番が始まったら後ろのほうまでお客さんがたくさんいて嬉しかったですね。

田辺:大きいフェスってグレーなお客さんが多いと思うんです。そういう方々も含めてステージに集まってくれるお客さんは、少なからず僕らに期待を持ってくれてると思っていて。ラブシャではその期待にちゃんと応えられたかなと思ってます。

はっとり:2曲目にやった「ブルーベリー·ナイツ」が今のマカロニえんぴつの代表曲みたいなものだと思ってるので、あの曲が終わったら去ってしまう方もいるかもなって心配してたんですけど、そんなことは全然なくて。マカロニえんぴつっていうバンド自体に興味を持ってくれているのかなって嬉しくなりました。

ー秋のツアーもソールドアウトしましたが、そんな状況はどう受け止めていますか?

はっとり:大きいところでやりたいですね。ありがたいことにお客さんの増え方もけっこう急だったし、運が良いんだろうなって思います。

ーそれでは最後に教えてください。マカロニえんぴつは今後、どんなバンドになっていきたいですか?

はっとり:ミスチルかレディオヘッドか…。

長谷川:邦洋でね。

ーその心は?

はっとり:みんが知ってるっていう(笑)。でも、実際には目の前のことを大事にしていくだけなんですよね。自分たちでは転がるって言い方をしてますけど、その転がりのスピードも徐々に上がってきたので、暴走して事故らないぐらいのスピード感をキープしながら、色んな人を巻き込んで、マカロニえんぴつっていう球体のサイズを大きくしながら、今後も着実に転がっていけたらなって思ってます。

高野:とにかく止まりたくないっていう思いが強いですね。中には活動休止したり解散したりしちゃう友人のバンドたちもいたので、僕らはこのメンバーのままでずっと続けていきたい。だから健康面とか気をつけてほしいし…。

はっとり:お前もな!(笑)

高野:はっとりなんて、いつも寝不足そうな顔してるし。

はっとり:養命酒飲んでるよ! でも、さすがリーダーは良いこと言う! その通りだよね。

POWERPUSH!恒例企画 お祝いケーキSHOT

【マカロニえんぴつのルーツミュージック】

はっとり
ユ二コーン / 服部

音楽を続けていくうえでの指針です。バンドを楽しむ純粋な気持ちを失いかけてしまうことがあったとしたら、ユニコーンのDVDを見て初心を取り戻します。もちろん色んなバンドに影響を受けているし、色んなタイプの曲を聴いてきたし、理想のバンド像もあるけど、ロックバンドとしての芯の部分にはユニコーンの存在が根付いてます。


田辺
マイケル·シェンカー·グループ/MSG

メインギターがフライングVなんですけど、めちゃくちゃ個性的な形をしてるし、ギターを始めた当初は「こんなの絶対に使わない」って思ってたんです。でも、マイケル·シェンカーの『MSG』を聴いてから、フライングVしか使わなくなりました。音楽の歴史上で、偉大なギターヒーローと呼ばれる存在は何人かいますけど、マイケル·シェンカーもその一人。ギターソロからサウンドメイクまで全部かっこよくて、衝撃を受けました。

高野
BUMP OF CHICKEN/ユグドラシル

『ユグドラシル』で初めてBUMPの音楽に触れてから、藤原さんの歌声がずっと耳に残ってしまって、いつしかバンド組みたいと思うようになりました。今でも活動されているし、気づいたら自分が当時のBUMPのメンバーと同じ年齢になって、だったら自分は誰かに影響を与えられているのかって考えると、彼らの偉大さを改めて実感すると共に、すごく身が引き締まりますね。

長谷川
チック・コリア/Now He Sings Now He Sobs

チック·コリアを初めて聴いた時、本当に腕が2本しかないのか疑ったほど、テクニックがすごい。しかもチック·コリアのピアノって、聴いただけでチック·コリアのピアノだって分かるんですよ。彼の音楽や弾き方を分析して得られたものは、今もマカロニえんぴつの音楽に生かせてると思います。


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