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Balloon / chelmico

2019年8月のアーティスト

Profile

chelmico(チェルミコ)とは、 RachelとMamikoからなる今一番勢いのあるラップユニット。

2014年に結成し、昨年夏には、メジャーデビューアルバム「POWER」をリリース。等身大のリリックのおもしろさは勿論、そのかわいらしい容姿から想像を絶するラップスキルと、滑らかなフロウが音楽業界の全方位から大評価を受け、インディーズリリースするや否やすぐに話題に。さらに、HIPHOPという枠に捉われないPOPセンスと2人の自由気ままなキャラクターが、クリエイターからの注目を集め、新人ながら企業のCMやwebCMのオファーが殺到、音楽のフィールドを超え様々な方面で活動中。 2019年8月にはメジャー通算2枚目のアルバム「Fishing」と全国6都市でのツアーが決定している。

2nd album「Fishing」は、8月21日(水)リリース!

オフィシャルサイト

Power Push! Interview


Rachel(レイチェル)とMamiko(マミコ)、二人の女性ラッパーによるユニットchelmico(チェルミコ)。音楽、ファッション、トークなど、全身からほとばしるズバ抜けたセンスで、chelmicoに触れた者を次々と魅了している。2014年に結成し、昨年2018年にメジャーデビューしたばかりの彼女らだが、爽健美茶のCM曲、ドラマのオープニング曲など、クリエイターからもオファーが殺到。そんなchelmicoの「Balloon」が、8月のPOWER PUSH!に選ばれた。インタビューでは、「Balloon」の制作秘話、及び本曲を含む2ndアルバム「Fishing」の魅力についてお届け!

TEXT: 北野啓太郎 PHOTO:曽我美芽

ーまずは「Balloon」が、8月のPOWER PUSH!に選ばれたお気持ちをお聞かせください。

Mamiko:めちゃめちゃ嬉しいです。

Rachel:決まったよって聞いた瞬間、ジャンプしちゃったもんね。「やったぁ!」って。過去に選ばれた方を見てわかるように、相当光栄なことだと手放しで喜びました。

ーところで、この曲「Balloon」は、聴き込むほどに色んな解釈が浮かんでくるのですが、何を歌った曲なのでしょうか?

Mamiko:離れて行く関係を歌っているラブソングですね。片思いだったり、お互い好き同士なんだけど曖昧な関係だったり。

Rachel:曖昧な関係として表現したいことは広くて、とにかくハッピーなことではない。逆にここで区切りをつけて、新しい方へ向かうとなれば前向きだけど、まぁそれはハッピーじゃ無いかな。

ーなるほど。想いがあっても一緒になれない、様々な恋のカタチを表現しているのですね。「私がバルーンで、あなたが宇宙。丁寧に包み込まないと女の子はパチンと弾けちゃうよ……と言っているのかも!?」と、僕は男目線で受け取っていました。

Mamiko:女の子からの共感の声はたくさん聞いていたのですが、男性視点の受け取り方は新鮮ですね。

Rachel:面白いですね。特にビデオと合わせてみると、そういう見方もしっくり来ますね。

ーMVに風船が一度も出てきませんが、この曲におけるBalloonとは何なのですか?

Rachel:風船って、ふくらんだり、しぼんだり、カタチが変わったり、弾けたり、どこかへ飛んで行っちゃったり。恋心や二人の関係のメタファーとしてのBalloonです。

ー宇宙を舞台にした理由は?

Rachel:距離感の表現が、宇宙になりましたね。MVの監督さんが同世代の若手クリエイターで、彼らと話していてアイデアをもらったんです。あと、豪華な内装と宇宙服の組み合わせに不思議な感じがする方もいると思いますが、これは「すべてが上手くいっている訳では無い」というのを表現するため、あえて違和感を出しています。

ーchelmicoさんのMVは、毎回違う監督を起用されていますね。今回、Margtさんが担当されるにあたっての経緯は何ですか?

Mamiko:Margtは、ニューヨークに住んでいる男性二人組で。去年の10月くらいに私がプライベートでニューヨークへ遊びに行ったときに仲良くなりました。今年3月に帰国するタイミングがあって、そこでRachelを紹介して。お互いに二人組というところで、「一緒に新しいことができたらいいね」って意気投合して。

Rachel:そのタイミングで私たちが制作中だったので曲を聴いてもらったら、「これなら色んなイメージが湧くなぁ」と気に入ってくれて、一緒にMVを作ることになりました。

ーMargtさんは、どんな方ですか?

Mamiko:少年たちって感じですね。

Rachel:私たちよりも若い心を持っている。ほんと無邪気で。見るもの、見るものを「これ面白いじゃん!」って感じで。

Mamiko:キャッキャしてるよね。29歳なんですけど、私たちより年上に見えない。

Rachel:そう。だからMVには、元々入れる予定がなかったカットも結構入っていて、その場で思いついて撮っていくみたいな。

ー「Balloon」のMVを見たスペースシャワーTVの視聴者にひと言。

Rachel:どうでしたか?私はとっても気に入っています。二人とも可愛く映っているので、沢山見てもらいたいです!

Mamiko:いい映像ができたので、このMVを見た人は5人に広めてください。まわさないとあなたに……(笑)。周りの人にも見てもらうとラッキーになりますよ!

ー次に、曲作りについてですが、二人でどうやって進めているのですか?

Rachel:どういう曲を作りたいかを、まずは二人で話して。その上でトラックメーカーに相談しています。そこで出来たトラックにラップを乗せて、またトラックメーカーに戻して……っていうのを何往復かして作っていますね。

ーリリックは?

Rachel:リリックに関しては、自分たちのバースはそれぞれで考えて。サビは曲によるけど、二人で考えたり、どっちかが書いたりしています。

Mamiko:だから、二人のやりとりはすごく多いよね。

Rachel:会えないときも「こんなラップできたよ」と、スマホのメッセージやボイスメモで送り合って、イメージを広げています。

ー歌詞カードのMusicの項目にもお二人の名前がありますが、トラック制作にも関わっているのでしょうか?

Rachel:実際の作業はしないんですけど、「こういうメロをつけて」と注文したり、歌うパートの印象を変えたりとか。マミちゃんに関しては、歌のメロディーをつけることが多いので、トラック制作に関わることも多いですね。

ー続いて、2ndアルバム「Fishing」に収録の曲についても、いくつか教えてください。まず「爽健美茶のラップ」を作った経緯は?

Mamiko:chelmicoを指名してオファー頂いたので、受けました。

Rachel:そりゃー、作りますよ。

Mamiko:挑戦しているよね、日本コカ・コーラが。オーガニックでしっとりとしたイメージがある爽健美茶なのに、ラップですからね。

Rachel:そうそう。私たちに頼むってことはラップなのかなと思い、「ハトムギ、玄米、月見草」とフックの部分は変えないで、他をラップにする感じでトラックメーカーと話しながら進めました。

Mamiko:あと、実はリリックは強い内容で、chelmicoの曲の中でも尖っているんです。でも爽健美茶のトラックが爽やかなのでバランスがとれてるな、と。バレないように仕込んでいます(笑)。

ードラマのオープニングテーマにもなっている「switch」もオファーを?

Rachel:そうです。オープニング曲なので元気よく、サビ頭でつくりました。

Mamiko:ドラマのプロデューサーさんがchelmicoのことを気に入ってくれていて、「いつも通りに書いてください」と言ってくれたんです。

Rachel:だから、すぐに書けたよね。

Mamiko:うん、一発OKで。この曲は、chelmicoの中で一番明るい曲ですね。

ー「switch」は、Mamikoさんのパートでレゲエの要素も入っていますね。様々な素材がミックスされているのもスイッチ感があって面白いです。

Mamiko:そうなんですよ。このレゲエに関しては、トラックメーカーさん(ryo takahashi)のセンスですね。

Rachel:マイブームを入れ込んでくれるから、同じ曲の中にいきなり別の曲調が入ってきたりして。「今、これ好きなんだな」って。

Mamiko:それが、すごく楽しいんです。広がるので。

ーあと「BEER BEAR」では、スペースシャワーTVのレギュラー番組「スペシャのヨルジュウ♪」でジュウくんの声を務める、トンツカタンの森本さんの声が入っていますね。

Mamiko:二人で「アルバム作るぞ!」って話し合っているときに、Rachelが「アニメのオープニングの曲作りたいわ」みたいに言い始めて。

Rachel:でも、アニメのタイアップなんてないし……。

Mamiko:「じゃあ、私たちで作ろう」と、勝手に“BEER BEAR”というビールが好きなクマを主人公とした物語を書いたんですよ。二人で。

Rachel:楽しかったよね、これ作っているあいだ。

Mamiko:本当にお酒を飲みながら作ったり(笑)。その中で「アニメだから導入部分に語りが欲しいよね」となって。

Rachel:アメリカのアニメとかって語りがあるんだけど、そんなイメージにしたくて。

Mamiko:英語が喋れて、いい声で、発音も良くて、雰囲気が出せて……。「トンツカタン森本しかいないな!」と、大抜擢。

ーそんな経緯だったんですね。

Mamiko:友達だったんですよ、森本と。何回かchelmicoとしてのお仕事をしたこともあったので、すぐに電話をして。

Rachel:「ビアベアとは何なんだ!?」と、戸惑いながらもOKしてくれて。これのためにライブにも来てくれるかな?

Mamiko:15秒だけのために、全国6都市ツアー(笑)。

ーあと、CDジャケットなど、chelmicoさんのアートワークをずっと手がけられている大倉龍司さんについても教えて頂けますか。

Rachel:マミちゃんの友達の友達だっけ?

Mamiko:そう、同い年で。私は元々、美大に行きたくて予備校に通っていたんですけど、そこでの友達の友達が大倉君で。と言っても会ったことはなくて、Tumblrに上げていた写真やデザインを見て「めちゃくちゃセンスいいな」と思っていたんです。

Rachel:「この人にデザイン頼もうよ」って言って。もう、最初からだよね。

ーネットで見かけて、実際に会ったのはその後だったのですね。どんな方でしたか?

Rachel:凄いこだわる男だよね。しつこいね(笑)。

Mamiko:でも、だからこそ信頼できるんですよ。めちゃくちゃ。

Rachel:本気で超取り組んでくれているんだなって。

Mamiko:1ミリ違う2つのデザインを出されて、「どっちがいい?」って聞かれたこともあったね。違いが全然わかんなくて、「うーん、こっち……かなぁ」って。

Rachel:どんどん、どんどん、いろんなデザインが彼からも出てくるので、すっかり良い関係ですね。

Mamiko:一生、離さない。

Rachel:他の人の仕事をしていると、ちょっと怒るもんね。

Mamiko:えっ、誰この女?みたいな(笑)。

Rachel:「chelmicoといえば大倉くん」みたいに、ずっと一緒にやっていきたいですね。

ーところで、来月9月の全国ツアーはどうなりそうですか?

Rachel:初めての都市が多くて。福岡、仙台、北海道は、ライブで行ったことはあるんですけど、ワンマンが初めてで。お客さんのことをよく見て、「初めまして、よろしくね」って伝えられたらな、と。

Mamiko:うん、思うね。

Rachel:あと、名古屋、大阪、東京は今までもやっているので、もう遠慮なくグイグイ行きたいですね。

Mamiko:みんなに自信満々に見せられるよう、頑張りたいと思います!

ーあと、お二人のこれまでのことについて、いくつか教えてください。2014年、Rachelさんが「シブカル祭。」*で「ミスiD」を受賞したことをきっかけにラッパーとしての活動を始めたとのことですが、新しいことへのチャレンジということで、これまで沢山の苦労や苦悩があったのではないでしょうか。
*PARCOが主催する女子クリエイターのカルチャーイベント

Mamiko:なんか、その……。苦労はあると思うんですけど、二人でやってるから苦労と思わないんです。

Rachel:ラップが上手くなるためにする努力とかは、苦労じゃないので。やりたいからやってるし、もっと上手くなりたいから練習するし、カッコいい曲作りたいから頑張るし。

Mamiko:今思い返せば「あいつら頑張ってたなぁ」と自分たちを客観的に見られるけど、苦労とは感じていなかったですね。

Rachel:二人いるから楽しかったよね。

Mamiko:うん。

ーお二人は10代からの付き合いだと思いますが……

Rachel:あ、そうですね。

Mamiko:出会った頃、私は16の時で。

Rachel:私は19。

ーその年頃の3学年って結構な年の差だと思いますが、最初は先輩・後輩の関係だったのでしょうか?

Rachel:共有の友人がいて「3人で遊ぼう」って突然招集されて。学校とかバイトとか、そういう感じではなく、ほんと突拍子もない感じで。

Mamiko:うん、突然だったね。

Rachel:そんな出会いだから、先輩、後輩って感じではなく。

ー音楽的なつながりですか?

Mamiko:いや。その共通の友人っていうのが、趣味でカメラをやっている人で、「二人を撮りたい」って言われて。

Rachel:そう、人を撮りたいって。

Mamiko:西日暮里のマックで、初めてRachelに会って。

Rachel:「初対面の二人を相手にいい写真が撮れんのかな?」って思いつつ。

Mamiko:私たちも写真を撮られるのが慣れているわけでもないし。

Rachel:なんかよくわかんないけど、暇だったからいいや、って。

ー誕生秘話ですね。そんな不思議な流れでお二人が出会ったとは。

Mamiko:そうですね。私は帰宅部だったし。

Rachel:私はフリーターだった。

ーそれでは、最後の質問です。Rachelさん、Mamikoさんのように、オシャレになりたい、かっこよくなりたい、可愛くなりたいなど、お二人に憧れているファンの方に、「日頃から持っておくべきマインドやバイブス」をアドバイスください。

Mamiko:うーん、聞かれたことがない質問だけど……。諸行無常だよね。

Rachel:うん、諸行無常と因果応報。「移りゆくものを慈しみつつも、変わってしまうことを受け入れる」というのが諸行無常で、「やったことには必ず結果がついてくるよ」というのが因果応報。良いことも悪いことも、結果には必ず原因があるし、原因があるから結果もある。

Mamiko:うん、諸行無常と因果応報マインドで。

ー意外な答えが出てビックリしました。

Rachel:とにかく、人に思いやりを持って接するのが大切です。強要もしない。

Mamiko:うん、人に優しくだよね。

【POWERPUSH!恒例企画 お祝いケーキSHOT】
【chelmicoのルーツミュージック】 RIP SLYME/JOINT

Rachel:子どもの頃も聴いていて、大人になってから二人が友達になったきっかけの曲でもあるので、この曲が人生にずっと存在している感じですね。

Mamiko:それぞれRIP SLYMEの好きな曲はあるけど、お互いにとって一番大事な曲が「JOINT」です。

Rachel:「ラップかっこいいな」と教えてもらったのがこの曲で、根幹となる部分ですね。

Mamiko:あと、初めて二人でラップしたのがカラオケで、それが「JOINT」だったんです。

Rachel:「JOINT歌える女の子なんて初めてだよね」って、お互い話していて。

Mamiko:うん。

Rachel:そこで関係が深まったんです。だから、二人にとってのルーツミュージックはこれですね。







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