サーチ

アーティスト名、楽曲名を
入力して検索

今日の放送予定

インフォメーション

レコメンドアーティスト

BUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKEN

スペースシャワーTVが自信をもっておススメする邦楽マンスリーアーティストが"VIP"。話題の新曲ミュージックビデオを中心に大量オンエア!

イエス / ズーカラデル

イエス / ズーカラデル

毎月注目アーティストの一曲をピックアップし、 そのミュージックビデオをヘビーローテーションでオンエア!

その他のローテーション

新着ビデオ

レコメンドアーティスト

POWER PUSH!

POWER PUSH!

毎月注目アーティストの一曲をピックアップし、そのミュージックビデオをヘビーローテーションでオンエア!

Pool / SIRUP

2019年5月のアーティスト

Artist

Profile

ルーツであるR&B/ソウル、HIPHOPなどのブラックミュージックをベースにジャンルを超えて様々なクリエイターとコラボし、新しいものを生み出していく。
その変幻自在なボーカルスタイル、五感を刺激するグルーヴィーなサウンド、そして個性的な歌詞の世界観でリスナーを魅了する。
SIRUPは、Sing & Rapからなる造語。

5月29日(水)にニューアルバム「FEEL GOOD」をリリース!

オフィシャルサイト

Power Push! Interview


今年1月から放送されているHondaのテレビCM “VEZEL「VEZEL TOURING」篇”に『DoWell』が起用されたことをきっかけに、そのソウルフルな美声とアーバンなダンスチューンに注目が集まるSIRUP。5月29日に発売されるニューアルバム「FEEL GOOD」にも収録されている『Pool』が5月期のPOWER PUSH!として絶賛オンエア中だ。今回はアーティストとしての大きなステップアップになった『Do Well』についてや、アルバムのこと、SIRUPが活動する上で大切にしていることなどを聞いた。

TEXT: 加藤蛍 PHOTO: 関口佳代

ー5月期POWER PUSH!にSIRUPさんの『Pool』が選出され、絶賛オンエア中です。この楽曲が収録されたアルバム「FEEL GOOD」も間も無く発売されるタイミングですし、街中やメディアの中でもSIRUPさんのお名前や歌声を耳にすることがとても多いです。

ありがたいことです。体感的には、今年、HondaさんのCMで『Do Well』を使っていただいてから、想像以上の反響があって。というか、僕がまったくそういう状況になることを予想できていなかったんですが(笑)

ー具体的にどういうタイミングでそう感じました?

ライブに来てくれる方の人数が増えたり、SNSなどで“『Do Well』のサビを子供が歌ってます”というコメントを見た直後に、50代くらいの方が“『Do Well』すごいいい曲”って書き込んでくれてるのを見たりすると、お茶の間に流れるってこういうことなんだな、と感じたりします。

ー今年のお正月あたりからあのCMがオンエアされて、すごく耳に残る曲と声だなと感じた人がそれだけ多かったということですよね。その前クールで歌っていたのがSuchmosやNulbarichだったので、CMの注目度自体も非常に高かったのかなと思います。起用のきっかけはオーディションだったんですか?

たまたま、CM制作に関わっている方たちとご挨拶をする機会があったんです。僕の事務所が経営しているバーに、皆さんが飲みに来られていて、僕はシンガーをやっているんですという流れから、『Synapse』のMVを観てもらって。その日は「よかったら聴いてみてください」で終わったんですけど、後日、選んでいただいたというお話を聞いてびっくりしました。

ーけっこうなビッグニュースですよね。

そうなんですけど、申し訳ないことに僕がそういうことにすごく疎くて「タイアップが初めて決まったからうれしいな」くらいに思っていたら、周りの人の喜び方がハンパなくて。ミュージシャンの友達たちも「めっちゃうらやましいよと」か言ってくれて、「そんな感じなんやな、ありがたいな」と思っていたら、事務所の社長が「そんなリアクションで収まるようなことじゃないで」って(笑)。それでもまだピンと来てなかったんですけど、実際にCMが流れるようになって「これはやばいな」っていう激震がゆるやかに、今でも続いています。

ーご家族なども喜んでくれたのでは?

はい。それが僕は一番うれしかったです。親からも、音楽をやるならみんなが知っているアーティストにならないとって言われていたんですよ。だから、まだまだですけど、あのCMのおかげで、親孝行的なものが1個できたのかな、と。それに、『Do Well』はもともとライブで盛り上がる曲だったんですけど、さらに盛り上がるようになっていて。CMに選んでいただいたことは、確実に人生のターニングポイントではあるなと思います。

ー聴いてくださる方が増えたり、認知度が上がったことで影響を感じることは?

スタンスや創作物に変化はありませんが、自由度が上がったような気がします。例えば今回のアルバムだったら、今までよりもサウンド面で冒険できたり、物理的なところで言うと大きな会場でライブができるようになったり、遠征を増やせたりっていうことはもちろんあります。

ービッグ・フェスへの出演も続々と発表されていますね。近いところでいうと、4月にはARABAKI ROCK FESTにも。

ARABAKIは、最近の中でも特にうれしかった出来事です。最近はシーンの中でも僕みたいなジャンルのバンドやアーティストも増えてきましたけど、“ロックフェス”という名前のイベントに出演したのが記憶の限りでは初めてのことで。そういう中に僕が出て、どんな感じなのかなと思っていたら、あふれるくらいお客さんが集まってくれて、むちゃくちゃ盛り上がったんです。僕の音楽はBPMも遅いんですけど、こちらが促さなくても自由に、横ノリで『Do Well』を爆踊りしてくれるのがうれしすぎる光景で。僕が一個の理想としている盛り上がり方を自分の音楽でできている、という状況がうれしくてたまらなかったです。

ー他の方のステージを観る機会もありました?

友達であるTENDREのステージは、リハーサルのときから観られて。しかもTENDREのバンド隊も、バックダンサーも全員友達だったので、あとはs**t kingz さんも観れました。シッキンさんのバックバンドも友達だったので、東京の友達がみんな来てるみたいな感じでした(笑)

ーTENDREさんとはニューアルバム「FEEL GOOD」でも『PLAY feat. TENDRE』でコラボしていますね。

TENDREは、彼がバンド(ampel)からソロ活動をスタートさせたタイミングと、僕がSIRUPという名前でリスタートをしたタイミングが同じで。お互いに「ちょっと被っているな、でもええな」みたいにうっすら意識し合っていたっぽいんです(笑)

ー認め合いつつ、意識し合いつつ(笑)。

去年の6月にたまたまshowmoreというバンドが僕とTENDREをスリーマンに呼んでくれたんです。それで、TENDREに会った瞬間に「マイメンやな」みたいな感じになって(笑)。そこから遊ぶようになって、コミュニケーションを取って、自然な流れで一緒に曲作ろうっていう流れになりました。

ー『Slow Dance feat.BIM』でご一緒されたBIMさんとの出会いもそういう感じですか?

ですね。僕、日本人のラッパーも好きでよく聴くんですけど、その中でも特に好きなのがBIMで。好きやなって思って普通に聴いてて、何気なくインスタグラムのストーリーにあげたら、向こうから俺も聴いてますってメッセージが来て。共通の友人もいたので、メシ食いに行ってそこから仲良くなり、曲を作ろうという流れに。でも、ご一緒したいなと思うクリエイターみんなにガンガンにアタックしていくというよりは、自然な流れに身を任せていると、自然と繋がっていく感じが心地よいですね。色々な方とご一緒する機会も多いんですけど、「できる限り実際に会ってコミュニケーションを取って関係性を築く」というのは大切にしています。

ーそのスタンスは昔から持っているものなんですか?

以前は、一度も顔を合わせないで楽曲制作をしたこともあったんです。だから、そういう手法を否定する意図はまったくありませんが、SIRUPという名前になってからは、自分の中で大切にしようと意識している部分で。やっぱりSIRUPでやろうとしているのは新しい音楽だから、芯がないと届かない気がしていて。その芯を作るためにも、関わってくれる人たちとの関係性は大切にしようと意識しているかもしれません。

ー『Pool』についても聞かせてください。MVに関しては自分の意見を伝える方ですか?

曲作りとほとんど同じで、大枠の世界観とか、ジャケット写真のイメージなども全て監督と共有して、その上で監督に曲を聴いてもらって、あれこれ提案していただきつつ、というパターンが多いですね。『Pool』だからプールで撮影するのではなく、自分が制作していく中で時間のギリギリ感とか、この世界に入っていくのをやめられない気持ちとか、どんどん潜っていくけど一瞬で終わるとか、そういう内面的な葛藤をしているのがプールの中にいる自分で。黄色い背景で歌っているのがステージに立っているときの自分ですかね。

ープールに潜っているとき=制作しているときは苦悩する方ですか?

どちらかというとハイになってます。わー!水の中ってきれいだな、みたいな感じで水中を満喫しながら書いてます。

ーアルバムの制作自体はいつ頃からスタートしていましたか?

がっつり制作したっていう意識があるのは今年の1月からですかね。トラックだけ先に届いている曲もあったし、土台だけできている曲もあったしで、そこから詰めに入っていって。制作の際のルーティンも特にないので、家で歌詞考えて、デモを録って、メロも家で作ることが多いです。TENDREとは、お互いで軽くメロディーを決めておいて、事務所のスタジオに2人で入って、一緒にアレンジを加えていった感じで。

ーTENDREさんとの歌声とのコンビネーションも絶妙なのですが、誰かと一緒に歌うときは、相手によって声の出し方などは変えています?

あまり意識はしてないんですけど、自分のスタンスで変わるんだと思います。『PLAY feat. TENDRE』はラッパーとしての立ち位置が割合的には濃いめで、『Slow Dance feat.BIM』のときはシンガーとしての割合が高いのかな。だから今度また別の人と歌うことになったらそこでまた新しい引き出しが開くかもしれないので、それは楽しみです。だからと言って、無理だけはしないようにっていうのは肝に銘じています。

ーそう思うようになったきっかけなどがあるのでしょうか?

やっぱり自分が無理をしていたら、無理をしている音楽になっちゃうんです。聴いてくれる人の耳に、なるべく自然な形で入っていくのが理想なので、無理のない状態で聴いてほしい。“これはこういう新しい音楽なんです”と前置きした上で聴かせたら、ちょっと構えちゃうじゃないですか。そうではなく、全部の音楽を並列に聴いて「これ新しいな。でもなんかめっちゃ耳に入ってくるな」という風になれるよう、自分をそういう状態に持っていってるところはあります。

ー今は国内のクリエイターとの制作が目立ちますが、海外のトラックメーカーとご一緒する機会も増えそうですね。

一緒にやりたいと思うプロデューサーはいっぱいいます。サウンドを作るときに、「今は海外でこういうトラックがキテるから」みたいなことは考えないのですが、そもそも自分が好きな音楽、作りたい音楽のインスピレーションは海外にあるので、自然とそっちの方には向かいますね。活動としても、絶対に海外で活躍したいというより、フラットな流れで出来たらうれしいです。これはSIRUPとして活動するようになってからずっと言ってるのですが、いつかBrasstracksといつか一緒に制作するのが夢です。

POWERPUSH!恒例企画 お祝いケーキSHOT

【SIRUPのルーツミュージック】

スティービー・ワンダー『BALLAD COLLECTION』

アリシア・キーズ『the diary of Alicia keys』

どちらも16歳のときに聴きました。当時、吹奏楽部だったんですけど、OBでR&Bシンガーをやっている方がいて、その人に「この2枚を聴き」と渡されたんです。とにかく衝撃的で、かっこよすぎるし、歌うますぎるし、こういう音楽があることにもびっくりで。そもそも言葉もわからないのに感動するっていう事実が衝撃でした。僕はスティービーとアリシアのフェイクラインのコードの動きが似ていて、声の高音の出し方はスティービーに影響を受けてます。コード感やソウルフルな感じはアリシア寄りかもしれません。

ページの先頭へ戻る