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Feel the Moon / Kvi Baba

2019年3月のアーティスト

Profile

Kvi Babaは、大阪・茨木市出身、1999年生まれの19歳。
2017年よりSoundCloud上で立て続けに楽曲を発表し、音楽活動をスタートさせた。XXXTentacion、Lil Peep等を代表とする昨今のワールド・トレンドとなっている”エモ"ラップの潮流を汲むサウンド・スタイルから、コアで早耳な音楽リスナー達の間では今年のFreshman候補として高い注目を集めていた。そんなKvi Babaが、この度、初のスタジオ作品をリリース。

ティーンならではの青いセンチメタリズムに溢れたメッセージを独特のメロディックなフロウでデリバリーしたKvi Babaの真骨頂とも言うべき4曲を収録した名刺がわりとなるファーストEP『Natural Born Pain』がここに完成。全ての楽曲を手掛けるのは昨年リリースされた自身名義のアルバム『FORTUNE GRAND』が各方面で高い評価を受ける他、様々なアーティストへの楽曲提供でシーンにその名前を広げている新鋭トラック・メイカーKMが全収録曲のサウンドをプロデュース。

2月22日(金)にDebut EP「Natural Born Pain」をリリース!

Power Push! Interview


Kvi Baba_main

19歳の俊英ラッパー:Kvi Baba。死生観やネガティヴさも含めた、自らの心の襞を切り刻むように描かれる叫びにも似たそのエモーショナルなラップは、若いリスナーを中心に大きな注目を集めている。KMやDJ TATSUKI、そして新作ではBACHLOGICもプロデューサーとして参画し、シーンの先導者からもそのスキルを認められる彼に注目すべきインタビュー!

TEXT: 高木 “JET” 晋一郎 PHOTO: PON

ーKvi Babaさんがラップを始められたのはいつ頃ですか?
Kvi Baba_01

18歳の夏、今から1年半ぐらい前ですね。レコーディングスタジオへ遊びに行かせてもらった時に、遊びの延長みたいな感じで、僕もラップのレコーディングをさせてもらって。そこがスタートですね。

ーじゃあ、ラップを録るっていう前提で、スタジオに行った訳ではなかったし、その時が初めてのラップだったと。

そうですね。ラップは初めての経験だったし、リリックもちゃんと用意してなかったから、その場で書いて。

ーそこでラップをやってみようと思ったのは?

なにか出来る事だったり、自分が出来る事をすごく模索してた時期だった。だから、機会があるんあるならやってみようと思った。もちろん、音楽が好きだったという事もあるんですが、それよりも「自分が出来る事なのかを確かめたかった」という気持ちが大きかったですね。

ーその時の実生活は?

高校に行ってたん通ってたんですけど、全然馴染めなくて、行ってなかった。しょうもないことをしてことして時間を潰すような日々でした。

ー未来だったり、目標みたいなものは?

見えてなかったですね。自分の過去や現在の状況を悔やむだけで、何も踏み出せずにいた。ただただ時間だけが過ぎていく、本当になんの変化も無い日々でした。出来ることは無いんだって思いながら生活してました。だからラップをやったのも、「なにか出来ることが欲しい」、願うようなトライでした。

ーその状況でラップを見つけた、と。SoundCloud(以下、サンクラ)に音源をアップされていますが、現在アップされている中で一番タイムスタンプとして古い曲は”Never Die Again”になります。それが最初に作った曲ですか?

その前にもう5曲ぐらい作ってました。

ー“Never Die Again”の中で、「ヒップホップの神が笑いかける」というリリックがありますが、そういった感覚がKvi Babaさんの中にあるというのは、非常に興味深くて。
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レトリックとしてそういう表現をしてるんですけど、それにかなり近いことを感じる瞬間があった。ヒップホップには色んな定義があると思うんですね。音楽として、文化として、歴史として、思想として…… その中で僕がヒップホップに強く感じるのは、反骨精神。自らの弱さを感じるほど、根強く鼓動を打つ自分が、生み出されていく。ヒップホップの神は僕に笑っていた。

ー音源をサンクラに上げた理由は?

サンクラで海外のアーティストの曲を掘るのが好きだったので、自分にとって身近なサイトだった。それで、僕も上げてみようと。

ーそこでの反響は?

全く無かった。音楽をアップすることで何かが大きく変わるなんてことは、全然考えて無かったですね。自分の心や内側を吐き出すっていう意図の方が強かった。

ーその意味では、ラップをするモチベーションとしては、自分のメンタルや心の中を言葉にして、それを整理するという部分が強いというか。

リリックを書いて、ラップをするっていうのは、僕にとって、心のコントロールをしたり、気持ちを吐き出す場所。このラップは心の叫び、葛藤です。

ー僕がKvi Babaさんの名前を知ったのはKMのアルバム「FORTUNE GRAND」に収録された“Mama (feat. Kvi Baba)”だったんですが、KM作品に参加したキッカケは?

日本のトラックメイカーで、初めカッコいいなと思ったのがKMくんだった。それで、KMくんのInstagramにメッセージでサンクラのアドレスを送って。ある日、急にKMくんから「一緒に曲作りしようよ、LINE教えて」って連絡があって。それでKMくんからトラックを貰って、作り始めたのが、今回「POWER PUSH」に選んでもらった” Feel the Moon”。それの完成後にすぐ作ったのが”Mama (feat. Kvi Baba)”。

ー僕も含めて、あの曲でKvi Babaさんの事を知った人も多かったと思うんですが、リリース後の反響をどう思いましたか?

すごく嬉しかった。

ーそしてDJ TASTUKI“Invisible Lights feat. Kvi Baba & ZORN”にも起用されます。矢継ぎ早に今のシーンを代表するアーティストにピックされたことについてはどう思いましたか?

すごく光栄なことだし、それもまたすごく嬉しかった。

ーKvi Babaさんは、先程から名前の出てきているKMと、ラッパーのKLOOZによるプロデュース・チーム「FORTUNE GRAND」と行動をともにされています。
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FORTUNE GRANDのもとで、どういうモノを作るべきか、どうすれば目指す作品に達する事が出来るのか、どうすれば自分らしい表現が出来るのかっていうのを、ひたすら考えていますね。それは音楽の部分だけじゃなくて、人間性やアーティストとしてのスタンスという部分も含めて。何気ない会話の中に気づきがあるし、すごく深い会話が出来てると思いますね。

ー今年2月には初のソロ作となる「Natural Born Pain」をリリースしましたが、そこでの変化は?

聴いてくれてる人の数は増えたと思うし、リスナーの方の反応も変わってきたと思いますね。反応にも色んなタイプがあるんですが、多く感じるのは、自分と同世代の「僕みたいなヤツ」からの反応ですね。そういう人が僕の曲を聴いた時に、共鳴するかのように、僕の音楽を大切にしてくれて、光を一緒に求めてくれる。だから、仲間が増えていってるような感覚はありますね。ただ一方で、弱ってる誰かをもっと弱らせてしまってるかもしれないっていう悩みもあって。

ー「僕みたいなヤツ」っていうのは、言葉にするとどういうタイプになりますか?

良い意味でも悪い意味でも、臆病っていうか。いまの社会の中で、解放されないモノを抱えたまま、何かに怯えている人っていうのは、多いと思うんですよね、特に同世代に。でも、その臆病さは絶対に強さに変えることが出来るっていう事を、僕は示したいと思っているんです。もちろん、その臆病さを強さに変えたいという気持ちは、自分を破滅に導く可能性もあるっていうことを認めながら。

ーネガティヴティだったり、自己破壊みたいな部分に耽溺したり撞着するんじゃなくて、そこから強さを導こうとするのがKvi Babaさんの音楽の特徴であり、それはリリックにも現れていますね。

解放されていないことが自分の中にはまだあるし、新しい問題も増えていく。そんな中で、そこで終わりたくないっていう気持ちですね。

ースペシャでは3月度のPOWER PUSHに、「Natural Born Pain」収録の“Feel the Moon”を選出しましたが、そのご感想は?
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本当に光栄ですね。自分でも信じられない部分があるし、光栄っていう言葉しかない。こんな僕にスポットライトを当ててくれれた人たちには、すごく感謝と敬意を示します。

ー“Feel the Moon”はKvi Babaさんにとっても初のMVになりますね。

カメラが向けられるのが苦手だったんですよ(笑)。だから、撮影のときは緊張もしましたね。全て初めての経験だったんで、どう動けばいいかも分からなかったんですけど、ディレクターやカメラマンにサポートしてもらって。自分にカメラを向けてもらって、自分の音楽を含めてそれが一つの形になって、みんなに観てもらえるのはすごく嬉しいし、自分の心境を良い感じで変えるキッカケになったと思いますね。

ーそして新作「19」が3月22日にリリースされます。この作品にはSALUやMinchanbaby、KLOOZ、BACHLOGICが参加しています。

憧れてたラッパーであったり、尊敬するトラックメイカーと一緒に音楽を作り出すっていう、自分以外のアーティストと価値観を共有しながら、新しい音楽を作り出していくのは、すごく新鮮な経験でしたね。その中で生まれたエナジーが作品になったと思います。でも、僕の音楽に対するあり方は変えていないし、今の自分を落とし込むことが出来た作品になったことも嬉しいですね。

ーこれからの動きも教えてください。

アルバムですね。アルバムはもう制作段階に入ってて。今年の夏にハタチになるんですけど、それまでの自分の締めくくりも含めたアルバムって考えてます。一つの落とし所。

ー最後に、Kvi Babaさんの目標は?

「自分を愛する事の出来る自分」になりたい。

POWERPUSH!恒例企画 お祝いケーキSHOT

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【Kvi Babaのルーツミュージック】

コールドプレイ『Parachutes』

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コールドプレイやレディオヘッドですね。幼稚園ぐらいの時に父親が聴かせてくれた音楽で、思春期になって改めて聴き直して、すごい音楽だなって。一番影響を受けてると思いますね。フェイバリットなのはコールドプレイの「Parachutes」。自分で最初に買った音源は「Skrillex and Diplo present Jack Ü」ですね。

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