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悲しみもいつかは / Halo at 四畳半

2018年10月のアーティスト

Artist

悲しみもいつかは / Halo at 四畳半

Profile

千葉県佐倉市出身のギターロック・バンド。メンバーは渡井翔汰(vo,g)、齋木孝平(g,cho)、白井將人(b)、片山僚(ds,cho)の4名。

2012年6月に結成。今年10月17日にメジャーデビューフルアルバム「swanflight」をリリース。

オフィシャルサイト

Power Push! Interview


ファンタジックな世界観にのせた心を打つ歌詞世界と、メロディアスなバンドサウンドでライブハウスシーンで活躍してきたHalo at 四畳半がフルアルバム『swanflight』で念願のメジャーデビューを果たす。そこで今回はアルバムの話や、10月のPOWER PUSH!に選ばれた楽曲「悲しみもいつかは」についてなど、メンバー全員にインタビュー!

TEXT: 加藤蛍 PHOTO: 関口佳代

ーHalo at 四畳半「悲しみもいつかは」が10月のPOWER PUSH!として絶賛オンエア中ですが、ヘビープレイに決まったというニュースはどんなシチュエーションで聞いたか覚えていますか?

白井將人(以下、白井):先日スペシャで番組収録があって、その打ち合わせ中にうれしいお知らせがありますと報告してくれて。本当にありがとうございますという感じでした。

片山僚(以下、片山):早速、中学時代の友達からスペシャで流れているのを見たよと連絡が来ました。

ー「悲しみもいつかは」のMVはみずみずしい緑が印象的でした。

渡井翔汰(以下、渡井):MVに関しては楽曲に込めた思いを番場秀一監督との打ち合わせでお話をして、お任せするという姿勢だったんです。事前に番場さんのインタビューを読んだりしたのですが、楽曲をどれだけ映像で越えられるかというのが大事だと話されていて。完成したMVがまさに楽曲の世界感をさらに押し広げるような作品になっていて、とても感謝しています。

ーMV撮影中の思い出深いエピソードがあれば教えてください。

渡井:MVにはよく見ると2種類の草むらが出てくるんですけど、草むらと草むらを移動して、1日かけて撮りました。現場に前乗りして、4時半起きでメイクして。

齋木孝平(以下、齋木):しかも前日のホテルに着いたのが深夜1時くらいで、ちょっと寝てすぐ起きて。

渡井:しかも前日から台風が来ていて、ロケは無理だろうなという天候で。当日のホテルを出たときまで土砂降りだったんですよ。でも、現場に着いたらめっちゃ晴れているっていう。

ー画面からはそんな風に見えなかったです!

片山:そうですね。奇跡的に地面も乾いていましたし。

白井:むしろ撮影中には日差しがめっちゃ照っていて。とんでもなく暑かったですね。

片山:撮影する草原には車を入れられないから、近くに車を停めて機材を全部持って行かないといけなかったんです。ギターは竿だけ持って行ければ良かったんですけれど、ドラムは全てのドラムセットを手持ちで持って行ったので。草むらをかき分けながら進んで行くんですけど、ドラムセットの中に小さい虫がいっぱい入ったりして大変でした(笑)。

ー「悲しみもいつかは」が収録されているアルバム『swanflight』についても聞かせてください。

渡井:“スワン”というのが、白鳥に加えて、詩人という意味もあるんです。今回の作品も、僕が言葉を使って、メンバーは音を使って、4人とも自分のメッセージを語る詩人で。聴く人も、それぞれが詩人なんだというメッセージが込められています。

ーそれは、その言葉を見つけて使いたいなと思ったんですか?

渡井:僕、気になった言葉をメモする習慣があるので、その中から使いたいなと思っていた言葉だったんです。アルバムが完成したときに、もうこれだ!と思って。満を持して使わせていただきました。

ーメジャーでフルアルバムを出すというのは、到達したい目標の1つでしたか?

渡井:メジャーで一発目に出すとしたらフルアルバムを出したいねという話をメンバー間で昔からしていたんです。ただ、制作のペースが決して速いバンドじゃなかったので、果たしてフルアルバムをつくれるのかなという不安もありつつ。でも、このタイミングで自信作をつくりあげることができたので、いろんなことがうまく繋がったと思っています。制作自体も今年の6月頃から録り始めたので。

ー約4ヶ月後には完成したという。本当にホヤホヤで、一番鮮度のいい状態でパッケージされたんですね。

白井:渡井さん、良い言い方をしてもらいましたね。

渡井:はい(笑)。良い言い方をすれば鮮度がすごくいいです。誰よりも。

ーHalo at 四畳半の曲づくりのスタイルというのは、大体どういう形が多いですか?

渡井:主に僕とギターの齋木が原型となる曲をつくり、最近はデモとしてワンコーラスをつくっていって、メンバーにそれを送って、じゃあスタジオで合わせてみようか、と。そのあとの構成やアレンジを4人で練っていくというスタイルをとっています。今まで曲が先だったんですけれど、「ヒーロー」という曲ではプロデューサーに寺岡呼人さんに入っていただきまして。なので、今回その曲だけは詞から曲をつくるということに挑戦しました。

ーバンドとして大事にしている、核となっているものはありますか?

渡井:僕らの歌詞はファンタジックなものが多いのですが、その中に生きている上で感じた現実的なメッセージを織り交ぜて伝えるという、2つが共存するものをつくっていきたいという意味がバンド名にも込められていて。ただ、作品をつくるにあたって最初からアルバムのテーマを決めるということはしておらず、僕がリアルタイムで感じたものを僕自身がつくったり、齋木が持ってきてくれた曲に乗せているという流れです。

ー渡井さんが持って来た歌詞を見て、今こういうことを思っているんだなとか、感じたりすることもあるんですか?

白井:そうですね。渡井さんのおばあちゃんが去年の末に亡くなったのですが、その悲しみをを超えてからの渡井さんが持ってくる歌詞が、少し変わったように思いました。本当の悲しみを経験したことで、“悲しみを乗り越えること”や“生きること”について今すごい歌いたいんだなと感じることが多かったですね。

渡井:おばあちゃんの話はもちろんしていたんですけれど、これはおばあちゃんへの思いを歌った曲だからと言ってから聴かせた訳ではなかったんです。でも、メンバーにはきちんと伝わっていて。

ー話し合いなどはわりとするほうですか?

渡井:そうですね。バンドとしてどういう方向でやっていこうか、みたいな話し合いはするほうだと思います。反省会をしたりするし、移動中とかにも話したりすることもありますね。

ーもともとは、友達同士なんですよね。

白井:僕と渡井は高校の1年生のときの同級生。

齋木:僕が、この2人の学校の1年下の部活の後輩。

片山:僕は、近くの学校の1個上の代で。彼らの学校と僕らの学校で使っているスタジオが同じだったんです。公民館みたいなところに貸しスタジオみたいな無料のところがあって。軽音部とかはみんなそこに入り浸っている、みたいな。そこに行けばみんなに会える感じで入り浸っていて。その頃からずっと仲が良かったですね。

ーおつきあい自体がとても長いんですね。

白井:ただ、いい意味でただの友達という感じじゃなくて、仕事仲間という意識もあるというか。Haloは友達だけど仕事仲間として割り切っている部分もあるからいいよね、みたいに周囲からも言われることがあって。

片山:一周回って家族みたいな感じです。だから、私生活ではそんなに会わないんです。

ー最初お友達同士で始められて、プロでやっていこうってなるタイミングってきっとあるのかなと思うんですけれど、そこで皆さん足並みがそろっていたということですよね。

白井:僕はすごい悩んでいた時期はあって。裏方として音楽業界で働きたいという夢があり、大学の経済学部に入ったんですよ。就職せずにバンドをやっていこうかと悩んでいたタイミングで、先輩のグッドモーニングアメリカのコンピレーションアルバムに誘っていただいて。そこですごいバンドとしての手応えというか、この先に進んでいく道が見えた気がして。だったら、こんな機会は僕の人生において二度とないと思うので、ゼミも辞めてバンド一本にして進むことにしました。そこから、このままHaloとしてプロで行こうぜというふうになったタイミングなのかなと思っています。

ーそこで目指すものが見えて来たんですね。今回のメジャーデビュー、ご家族や応援してくださる方はとても喜んでくれているのでは?

渡井:メンバー4人とも、家族がすごい応援してくれているんですよ。節目節目のライブに足を運んでくれたりもしていて。親同士も仲がいいので。

白井:メンバー4人+その親たちで新年会をやるのですが、親がみんなお酒好きで。今年はメジャーデビューしたことで、親たちが新年会で大暴れしそう(笑)。

渡井:今からちょっと怖いです(笑)。

ーライブでは、どういうことを大事にしていますか?

渡井:演奏に関して言えば、僕ら音源とライブは全く別物だと考えていて。ライブハウス、会場、その場で生だからこそっていうのを大事にしているバンドなので。音源を聴いた後に、いざライブハウスに遊びに来てもらったらだいぶ違う印象を受けてもらえると思います。音源をきれいな音で録っているので、ライブで観るとごいエモーショナルだったみたいな感想はよくいただきますね。

ーライブで見るからこその魅力みたいなことは意識的に大事にしていますか?

渡井:とっても大事にしています。

白井:でも別に、意識的にそうしたわけではないというか。ずっとライブハウスでやらせてもらっていて、先輩のバンドと共演させていただくときに、どうにかして食いつかなきゃいけない、みたいな。ほかのバンドに負けないためにどうすればいいのかっていうのをずっと揉んでいった結果が、今の僕らのライブになります。

ーお客さんは同じ年代くらいの方が多いですか?

渡井:大学生や高校生のくらいの方が多くて。最近は男性も増えてきています。

白井:仕事帰りのサラリーマンのおじさんとかが見に来てくれて。おじさんが熱唱しているのが目に入ると、めちゃくちゃテンション上がるというか、すごいうれしいですね。

ー12月2日から始まるワンマンはどんなものになりそうですか?

渡井:自信作ができたので、このアルバムの曲を持ってライブをすること自体が楽しみです。メジャー最初のツアーなので、最近聴いていなかったけれどメジャーデビューしたし聴いてみよう、なんていう人もいてくれると思うんですよ。もちろんこの作品をきっかけに知ってくださった方もいるだろうし、僕らも想像がつかないです。

ーおすすめの1曲をお伺いしてもいいですか?

白井:僕は、12曲目の「魔法にかけられて」。このアルバムはいろいろ挑戦した曲が多くて。僕ら4人以外の楽器も、今まで以上にたくさん入っていたりとか、構成をいろいろ練った曲とかがすごい多い中で、一番シンプルな曲。シンプルさゆえに、メロディと歌詞のきれいさ、美しさ、切なさみたいなのがすごい入って来て。歌詞も、渡井さんが今まで挑戦してこなかった、どちらかというとリアルな世界観で。それがすごいこの曲調に合っていますし。Halo at 四畳半でつくってきた曲の中でも好きだなと思っているので、早くお客さんに聴いてほしいです。

片山:僕は、4曲目の「マグとメル」です。この曲は、つくっているときに描いていた完成形をいい意味で超えてきたというか。すごい自分の理想としていたものになっているんだけれど、それよりも上に行っているという感じで。歌詞は渡井が書いてきて、曲自体は齋木が持ってきたんですけれど。Haloならではの2人で歌詞と曲をつくってきて、バランスがうまい具合にとれているのも好きですし。渡井さんから歌詞の意味というか、つくった経緯とかを聞いたときに、また一艘好きになったというか。それがまた曲のドリーミーな感じとすごい合っていて、一番聴いているかもしれないですね、この曲が。

ー齋木さんはいかがでしょう。

齋木:僕は、8曲目の「朝を迎えに」です。「マグとメル」と一緒で、僕が曲をつくって、渡井さんがメロディと歌詞をつけてくれるというパターンの曲なんですけれど。これをつくったときに、Haloの中で一番速い曲をつくろうと思って。一番元気な曲だから歌詞がどんなふうに来るのかなとあれこれ想像していたのですが、こういう歌詞がほしいというところにドンピシャの歌詞になっていて。速い曲なので、ライブでもお客さんと盛り上がれるような、背中を押せるような曲になっています。

ーじゃあ最後、渡井さんはいかがでしょう?

渡井:僕は「アルストロメリア」を。この曲は、Haloの中でもすごい新しい曲だと思っていて。アルバムの中でも4人以外の音が一番鳴っているサウンドになっていて、Haloとしては挑戦の1曲でした。でも、最終的にこの楽曲が完成したときに、Haloっぽいなって聴いて思うことができて。例えばリズムや曲の雰囲気自体も、海外の音楽のテイストを取り入れてみたり、いろんな挑戦をしたんですけれど、最終的にHalo at 四畳半というフィルターを通して、1曲に落とし込むことができたな感触があるので、ぜひメジャー一発目の進化したHalo at 四畳半として、この「アルストロメリア」を楽しんでいただければと思っています。

ーバンドとしては、今後はどんな風に進んでいきたいと思っていますか?

渡井:僕らはずっとライブハウス育ちでやってきたバンド。いまもライブハウスという場所を大事に活動をしているんですけれど、いろんなチャンスや機会をいただけているので、新しい場所にも手を伸ばしたいというか。普段音楽を聴かないような人の元にも届けたいなと思っていて。だからこそ、お茶の間にも届くような、いい意味で自然と生活の中になじんでいるようなバンドになれたらいいなと思っています。

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【Halo at 四畳半のルーツミュージック】

渡井翔汰
amazarashi「無題」

高校生のときに、友達からたまたま聴かせてもらったんですけど、泣いてしまったんです。そこで、音楽でストーリーを綴って、しかもそれが人の心をこんなにも動かすことが出来るんだ、という体験を身を以てして。いつか自分も、あんな風に人の心を震わせる曲を書きたいと強く思わせてくれるようになった大事な一曲です。

白井將人
BUMP OF CHICKEN「FLAME VEIN」

中学1年生の夏くらいに、ちょっとませた友達に“BUMP OF CHICKENって知ってる?”と言われて1stアルバムを貸してもらったんです。そこで初めて1枚通しでアルバムを聴いて、バンドサウンドというものに触れて。それがきっかけでバンドを好きになり、今にいたるので、僕の人生を変えた1枚です。

片山僚
THE BACK HORN「コバルトブルー」

高校で軽音部に入ってドラムを始めたのですが、この曲をコピーしていたんです。メンバーと、音を楽しみながら演奏したり、映像を見ながら真似したり、本当に楽しくコピーさせてもらっていて。今も僕の根底に、音楽は楽しんでやる、という思いがあるのは、この時の経験がきっかけです。

齋木孝平
cinema staff「チェンジアップ」

「Symmetoronica」というアルバムに入っている曲なのですが、高校生のときに偶然聴いて、こんなにかっこいいバンドがいるのかと衝撃を受けて。そこから楽器の持つ音に惹かれて、元々はギターボーカルをやっていた僕が、リードギターをやってみたいな、とギタリストを目指すようになったのはこの曲です。

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