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東京 / MONO NO AWARE

2018年8月のアーティスト

Profile

東京都八丈島出身の玉置周啓、加藤成順は、大学で竹田綾子、柳澤豊に出会った。その結果、ポップの土俵にいながらも、多彩なバックグラウンド匂わすサウンド、期待を裏切るメロディライン、言葉遊びに長けた歌詞で、ジャンルや国内外の枠に囚われない自由な音を奏でるのだった。2017 年 3 月 1st アルバム「人生、山おり谷おり」を全国流通。

FUJI ROCK FESTIVAL’16 "ROOKIE A GO-GO"を経て、翌年のルーキー投票からメインステージのレッドマーキーに出演し、その後も VIVA LA ROCK や BAYCAMP 等の大型フェスに出演。2017 年 12 月に「人生、山おり谷おり」LP&ZINE のリリースを記念し渋谷 WWW で開催したイベントはチケット完売。The Cribs や Fazerdaze 等の海外アーティストのサポートアクトを務め、次世代のロックバンドとして注目を集める。

オフィシャルサイト

Power Push! Interview


「あっ!」という不思議なひらめきを感じる体験を表すアハ体験からつけられたアルバム、その名も「AHA」をリリースしたMONO NO AWARE。アルバムの始まりを飾る『東京』が8月のPOWER PUSH!としてオンエア中。メンバー2名の故郷である東京・八丈島で撮影されたMVについて、そして「AHA」についてもたっぷり話を聞いた。

TEXT: 加藤蛍 PHOTO: 高田梓

ーMONO NO AWARE『東京』が8月のPOWER PUSH!として絶賛O.A中です。周りからうれしい反応をもらったりすることは?

加藤成順:母から、スペシャに登録しようかなって連絡が来ました」

竹田綾子:久しぶりの友達から、見たよって連絡が来たり

ーほかの皆さんはいかがですか?

柳澤豊:僕はまだそういう機会がなくて

玉置周啓:僕は友達が少ないので個人的に連絡もらったりとかはないけど、ミュージックビデオの再生回数が今までにない数字だったりと、そういうのを目にすると興奮しますね

加藤:反応してくれる人も増えてるなって思いますし

ー『東京』のMVは、玉置さんと加藤さんの故郷である八丈島で撮影しているんですよね。竹田さんと柳澤さんは八丈島へ行ったことは?

柳澤:僕は今回の撮影が初八丈島でした。2人からも良いところだよってさんざん話には聞いていましたし、竹田も一度行って以来、また行きたいと言っていたので、念願叶ってという感じで。実際に足を踏み入れてみると、想像以上にスケール感のある場所で、空も広いし、同じ東京とは思えない景色に圧倒されました

ー同じ東京でも、こんなに違うのか、と。

柳澤:そうですね。海が信じられないくらい青くて、期待以上の驚きがありました

竹田:あの海の青さは、日本じゃないみたいだったよね

柳澤:そうそう。島という響きから勝手に小さいイメージを持っていたんですけど、海に囲まれているから視界が開けていて、広大なんですよ。そういう場所に、都内から飛行機で50分程度で行けることにも驚きました

ー竹田さんは何の機会に八丈島へ?

竹田:私は大学のとき周啓と同じサークルに所属していて、お盆の時期に友達みんなで周啓の里帰りにくっついて行ったんです。MONO NO AWAREになってからまたメンバー全員で一緒に行けたのはうれしかったです

ー撮影で特に印象に残っている場所は?

竹田:小学校で撮影したんですけど、廃校になった学校に入るのが初めてで

玉置:学校としては閉鎖されてますけど、今は施設として使われている場所なんです

竹田:撮影のために校庭に車で乗り入れたんですけど、初めての体験だったので感動しちゃって(笑)

ー撮影スポットに関しては玉置さんと加藤さんが意見を出された感じですか?

玉置:撮影の2週間前くらいに監督と僕で下見に行ったんです。僕らが場所をチョイスしちゃうとノスタルジックなものになりすぎるかなっていう懸念があって。というのも、『東京』という曲にはそこまでノスタルジックに浸る意図で作ったものではなかったので、バランスを考えて、島の中を僕が紹介はするけど、監督が面白いと思った景色の中で撮ろうというやり方をとりました

ーなるほど。あえて外したんですね。

玉置:奇跡的にというか、運命みたいなものなのか、たまたま監督が選んだ場所が僕が通っていた小学校だったり、成順が遊びに行ってた海だったりという偶然は起きました。というか、僕と成順にとっては島に思い入れのない場所なんて、存在しないんですけどね

加藤:内地の人が来て島を見たときに、この景色に面白みを感じるんだな、とか外からの意見を知れたのは新鮮でした

玉置:そうそう。島の景色なのに、懐かしいで終わらない作品になっていると思います

ーそもそも、八丈島で撮ろうと思ったのは『東京』という曲が完成したからですか?

玉置:このビデオは、全員普段から一緒に遊んでたりお世話になっているクルーで撮ったんです。もともとメンバーや、仲の良い人たちを八丈島へ連れて行きたいっていう思いはずっと持っていたんですけど、この曲がちょうど出来たので、撮影の名を借りて連れて行っちゃおうと

ーみなさんに島をガイドしたり?

加藤:2泊3日で行ったんですけど、撮影がタイトだったこともあって、あまりガイド的なことはできなくて。でも、絶対に温泉へ行こうとか、夜はバーベキューしようとか、そういう計画は実行できたかな

柳澤:すごい気合い入ってたよね(笑)

加藤:うん(笑)。島を楽しんでもらいたかったし

玉置:撮影がわりと過酷だったので、せめて終わった後に入れる温泉とか、そういう楽しみは用意していました

柳澤:空き時間に2人がオススメしてくれた八丈島の古民家カフェにかき氷を食べに行ったりもしました

玉置:彼(柳澤)は普段すごくストイックで、フジロックの時も、終わってみんなで飯食ってるときに、観たいアーティストがいるからって飛んで行っちゃうような人なので、そのカフェも行かないかもしれないなって思っていたんですけど、行ってくれたと知ったときは胸をなでおろしたというか。ちゃんと島を楽しんでくれていてうれしかったです

ーMVを撮るというのが本来の目的ですけど、島へ連れて行きたい人たちを喜ばせたいという気持ちもあったんでしょうね。

加藤:そうですね。スケジュールもタイトだったし撮影も過酷だったけど、終始笑顔で、いい空気感の中で撮影ができました

ー『東京』という楽曲についてお聞きします。ノスタルジーに浸りすぎないように、というお話を先ほども玉置さんがされていましたが、そこは大事にされた部分だったのですか?

玉置:はい。ノスタルジックな方向性にするなら僕らがやる意味があまりないかなと思っていて。そういうバランス感覚はいつも大事にしているつもりです。『東京』の原曲は3年くらい前に作ったもので、僕がいわゆるシティポップに感化されて、“渋谷を歩く僕”みたいなイメージで。それはそれで良いと思っていたんですけど、去年の年末に、あの曲をMONO NO AWAREでやってみるのはどうかっていう話が出て、バンド用に作り直したんです。その過程で、都会を生きている自分を描いているつもりだったのですが、いつの間にか故郷を思うような歌詞に変わっていって。仮で『東京』とタイトルを付けていたのですが、他に替えのきくタイトルも思いつかないので、これはもう、このままで行こうと

ー古今東西、たくさんのミュージシャンが『東京』をテーマに曲を作っていて。そのどれもが名曲と呼ばれるものが多いという状況の中で発表することに、特別な思い入れはありましたか?

加藤:特に意識はしませんでした。いつもの感じでスタジオに入って、いつものように作った印象が強いです。『東京』だからこうしよう、という話し合いも特にしませんでしたし

柳澤:語弊があるかもしれませんが、僕自身が神奈川出身ということもあって、いわゆる“東京ソング”にあまり特別な思い入れがある訳ではないんです。だから、東京に対する特別な感情もなくて

竹田:私も埼玉県出身なので

玉置:このことはいろいろなインタビューで聞かれるんですけど、僕たちが八丈島出身だからということがこの曲に影響していることっていうのはあまりないと思っていて。もちろん曲を聞く方が、様々な思いを乗せてくれる分にはすごくうれしいなと思います

ー『東京』が収録されているアルバム「AHA」は、ストーリー展開やコンセプトを設定してから作成されたものですか?

玉置:そういったものは決めていなくて、『東京』が出来て、10曲目の『センチメンタル・ジャーニー』が、次に4曲目の『DUGHNUTS』が出来て。今までとはちょっと雰囲気の違う、重ための曲が最初の方に出来た流れです

ーせっかくなので、メンバーの皆さん1曲ずつリコメンド楽曲を教えてください。

柳澤:僕は『窓』です。単純に好きっていうだけなんですけど。曲を聴いて浮かんできた世界観が、周啓と近くて。演奏にもその世界観を反映できたかなって思っているんです

ー浮かんできた世界観というのを具体的に聞いても良いですか?

柳澤:『アイ.ロボット』という映画で、たくさんのロボットがコンテナがいっぱいある砂漠のようなところで戦うシーンとか。映画全体も含めてですね

玉置:それを聞いたときに、映画の具体的な内容は忘れてしまっていたんですけど、大まかな空気感が一致しているねっていう話をしました

ー竹田さんは?

竹田:『かごめかごめ』です。曲の始まりと終わりで、同じ曲とは思えないくらいの曲調の変化があって。そういう意味ではMONO NO AWAREっぽいのかな、と

ー竹田さんの思う“MONO NO AWAREらしさ”はどういった点だと思いますか?

竹田:何だろうな……。基本、曲の大まかな全体の流れは周啓がつくっているんですけれど、デモが送られてくる段階でひねくれているし、面白いこと考えるなって。だから、周啓がつくる曲が、自然とMONO NO AWAREらしさなのかな、と思います

ー加藤さんはいかがでしょう?

加藤:『DUGHNUTS』です。前作はけっこう歌詞に言葉遊びが多かったんですけれど、今回はここまで歌うかっていうくらい踏み込んだ歌詞もあって。そこも含めて、結構好きです。この曲に関しては、あの出来事かなって推測できちゃうくらい、まんま(笑)

玉置:おい(笑)!

加藤:そういう部分も込みで、グッときちゃいますね

ーでは最後、玉置さんお願いします。

玉置:僕は『センチメンタル・ジャーニー』を。前のアルバムは最後の曲が『駈け落ち』っていう曲で終わったんです。それは、過去のことは振り返らないし、とにかくそんなものは捨ててどんどん前に行こうっていう意思で書いていたんですけれど『センチメンタル・ジャーニー』は、初めて過去を忘れる必要はあるのかっていうことをテーマに書きました。以前は、振り返らずにどんどん先に進まないとって躍起になってたんです。でも、忘れないものがあってもいいのかなと思って書いたのは、この曲が初めてで。1曲目の『東京』ではノスタルジーに浸りすぎないように、ふるさとは帰る場所じゃないという歌詞の通り、振り返らないという意思が多少あって書いたんだなって自分で思っていて。それで始まって、最後に過去は捨てるものではないだろうというふうに終わるというのは、この「AHA」とつけたアルバムの中で、対極の2曲に挟まれてアルバム全体があるようでいいなと思っていて。でもこの考えが自分の中に生まれないとできなかったな、成長したんだな、と

ーそういう思いに至るようなきっかけがあったんですか?

玉置:親しい人が亡くなって、それにぶち当たったときに、忘れるために躍起になるのは違うかもしれないな、と。忘れようとか、忘れないようにしようとか、そういう風に考えるのは一旦やめてみました。ここは頑張りどころだなって思うときは何も考えずに突っ走ればいいし、ちょっと思い出したくなったときは迷わずに立ち止まって思い出す。それでいいのかなっていまは思っています

ー9月から「AHA」を引っさげたツアーも始まりますね。

玉置:まだ何も決まっていないんですけど、新曲も、既存曲も織り交ぜてやっていくつもりです。今年の夏はフェスに出ることもすごく多かったので、楽しい夜にできると思います。

ーそうですね。SWEET LOVE SHOWER2018にも出演が決まっているということで、楽しみにしております!

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【MONO NO AWAREのルーツミュージック】

玉置
子門真人「およげ たいやきくん」

初めて音楽を音楽として聴いて良いなって思ったのが奥田民生さんなんですけど、民生さんがこの曲を歌ってもしっくりくると思って。で、時を経て星野源さんがこの曲を歌っても違和感ないなって。そしたら、「およげ たいやきくん」のメロディが日本人にとって心地よい、馴染みある音なんじゃないかな、と。僕も「およげ たいやきくん」を歌ってもおかしくない存在になりたいです。

柳澤
RHファクター「Hard Groove」

高校時代の恩師であるドラマーの人から教えてもらって初めて聴いて、椎名林檎さんとかRADWIMPSとか、それまで聞いてきた音楽と全然違う音にカルチャーショックを受けました。ブラックミュージックにはまるきっかけというか、好きだなと自覚したきっかけになったアルバムです。

竹田
ミッシェル・ガン・エレファント「ギヤ・ブルーズ」

高校の担任がブルーハーツと宮沢賢治がすごく好きな人で。軽音楽部に入ろうか迷ってるって話をしたら、おすすめのCDをいくつか貸してくれて。その中にこのアルバムがあって、これを聴いて軽音部に入ることを決めました。ウエノコウジさんのプレースタイルにはいまも憧れています。

加藤
グラント・グリーン「アライヴ」

大学の1年生のときに出会った1枚で。グラント・グリーンはけっこう単音の人なんですけど、どこかで聞いたことあるな、みたいな音をめちゃくちゃ使ってて。これ何なんだろうって考えたときに、すごい民謡スケールってことに気づいて、それがめちゃくちゃ面白いなと思って。最近また聞き始めた1枚です。

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