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Memory / DATS

2018年6月のアーティスト

Artist

Memory / DATS

Profile

早川知輝(ギター)、MONJOE(ヴォーカル/シンセ)、伊原卓哉(ベース)、大井一彌(ドラム)の4人組。 2013年結成。2014年の「出れんの!?サマソニ2014」にてクリマン賞を受賞し、同年とその翌年の2年連続でサマーソニックに出演。

2015年にデビューEP『DIVE』をリリース。2017年にRALLYE LABELに移籍し、タワーレコード限定シングル『Mobile』をリリース。高橋幸宏氏に「大好物な音。期待大」と賞賛された他、発売日に完売店か?続出するなど注目を集める。 続いて、砂原良徳氏をマスタリング・エンジニアに迎えたデビュー・アルバム『Application』(2017.6.7)をリリース。

その直後に開催されたフジロックフェスティバルでは、メインステージであるレッドマーキーに出演。 その後も、SWEET LOVE SHOWERやRUSH BALL、Sunset Liveなど国内の主要なフェスに出演し、その圧倒的なパフォーマンスが各方面より高く評価される。

2018年2月10日に待望の新作EP『Message』をリリース。早くも04 Limited Sazabys主催の『YON FES』、『ARABAKI ROCK FESTIVAL』、『VIVA LA ROCK』、『GREENROOM FESTIVAL』への出演が決定している。 また、そのルックスから ファッション・アイコンとしても注目を集め、ファッション誌やカルチャー誌でモデル務める他、UNDERCOVERのパーティではillionや Yogee New Wavesらと共に出演。 更に、ヴォーカルの杉本は、数々のCM音楽を手がける他、向井太一やFIVE NEW OLDといったアーティストのプロデュースも手がけるなど活動のフィールト?を大きく広げている。6月20日にはメジャーデビューアルバム『Digital Analog Translation System』をリリース予定。

オフィシャルサイト

Power Push! Interview


 DATSが6月20日にリリースするメジャーデビューアルバム『Digital Analog Translation System』のリード曲「Memory」が6月度のPOWER PUSH!に決定した。 DATSは東京発の4人組エレクトロ・ロックバンド。デジタルサウンドとメンバーの生楽器の融合を意味する今作には、リード曲の「Memory」(=記憶装置)のほか、「Alexa」(=AIアシスト)や「404」(エラーメッセージ、Not Found)など、コンピューター用語をモチーフにした楽曲が数多く収録されている。デジタル機器と生身の人間、日本と海外、ロックとクラブミュージックなど、今作は、あらゆるものをトランスレーションするシステムであるというDATSのアティチュードを強く打ち出す1枚になっている。

TEXT: 秦理絵 PHOTO: 高田梓

ーアルバム名の「Digital Analog Translation System」の略称がDATSになりますけど、その名の通り、バンドのスタンスを強く明示する1枚になりましたね。

大井一彌(Dr.):僕らはDATSっていうバンド名の由来について、ずっと明らかにしてなかったんですよ。ただ語感で決めたバンド名だから、インタビューでも適当な意味ばっかり答えてたんです(笑)。でも、今回メジャーデビューのタイミングで、僕たちのスタイルをキチッと明らかにして、名刺代わりの1枚にしようっていう話をして。デジタルなもの、アナログなものをトランスレーションするシステムですっていう自己紹介ですね。

ーもともとのバンド名の意味は、「Digital Analog Translation System」じゃなかったんですか?

MONJOE(Vo/Syn):バンド名の由来を聞かれても、ずっと適当な答えを言ってたので、その中のひとつが、「Digital Analog Translation System」だったんです。それっぽいじゃないですか(笑)。でも、よくよく考えたら、「それっぽい」どころか、音楽性もスタンスも含めて、俺らを完璧に集約してる言葉なんじゃないかっていうことに気づいて。

伊原卓哉(Ba):実は的を得てないか?と思ったんです。

ー当初、DATSとしてバンドを組んだ時は、エレクトロ・ロックと言うよりも、ギター、ドラム、ベースを軸にしたベーシックなロックバンドだったんですよね?

伊原:そうですね。MONJOEもギターを弾いてましたから。2年前ぐらいまでは、ボーカルギター、ギター、ベース、ドラムのフォーマットでやっていたんです。

大井:その時は、まさか自分が今みたいなバンドになるとは思いもしなかったというか。でも、思いもしなかっただけで、やっていることの精神性は変わってないんです。

ー精神性は変わらないっていうのは?

大井:そもそも僕らはクラブとライブハウスの架け橋になりたいんです。ロックとダンスの融合を音楽で作っていきたいし、洋楽と邦楽の隔たりをなくしたい。そのコンセプトは立ち上げた当初からあって、そこだけは音楽性が変わりつつも変わらないんですよね。

ーあらゆる音楽の架け橋になるバンドを目指していたけど、なかなか実現できずにいた時期を経て、今作でカチッと噛み合った状態ということ?

MONJOE:いや、俺らはずっと噛み合ってたと思ってます。その時その時で、いちばんかっこいい作品を出してきたつもりだから。今回の作品も、今俺らがやりたいと思ってることをやっているだけだし、「DATSとはこうなんです」っていうものを示して、この音楽性でずーっと行くんです、じゃなくて、いろいろな音楽性の変遷を辿りつつも、さらに次は何をやるのかわからない、そういうバンドであることを示した1枚なんです。

伊原:タイトルどおり、僕らはシステムなんですよ。常に古いものと新しいものを入れ代えていくシステムなんですよね。

早川知輝(Gt):システムはアップデートされるものなので。いずれバージョン2に移行されていくんです。

MONJOE:だから今作は全く完成形ではないんですよね。

ーなるほど。インディーズ時代に出した前作アルバム『Application』と比べると、今作は、より4人の個性が強く感じられるバンド感のあるサウンドになったと思いました。

MONJOE:前回は圧倒的に打ち込みが多かったんですよね。でも、今回はプレイヤーとして個々のメンバーが弾く場面が増えたんですよ。

早川:『Application』を出してから、いろいろなツアーとかフェス、海外公演にも行ったから、そういう経験を積んだからこその今作だと思いますね。

大井:あとは、バンドを強く感じるのは、英語だけじゃなくなったのも大きいんですよね。僕らは、トランスレーションを自称しているので、新しい試みとして、「ジャパニーズ・イングリッシュ・トランスレーション・システム」でもいいと思うんですよ。

ー前作以上に日本語を増やしたのは意図的だったんですか?

MONJOE:僕が、個人的にトライしてみたかったんですよね。

大井:トライ自体の面白さがあったというか。僕らは日本語ロックをやろうっていう想いもないし、そもそも邦楽とか洋楽みたいな隔たり自体を持ってないので。

MONJOE:前作の『Application』は、テーマとして、SNS世代のリアルを切り取るみたいな感じだったんですよ。

伊原:日本人の俺らがね。

MONJOE:それを同じ日本に住む同世代の人たちが、どう感じてくれるのかに興味があったんです。自分たちは特に海外のマーケットを目指してやっていこうっていう目標があるわけじゃないんですけど、もし仮に海外の人に聴いてもらった時に、日本のことを知ってもらうためには、逆に日本語でやったほうがいいんじゃないかと思ったんですよ。

ーシンプルな発想ですよね。

MONJOE:そう。今、海外で活躍してるアーティスト……たとえば、KOHHさんとか水曜日のカンパネラとか、そういう今の世代の人たちは日本語だし、俺らが洋楽を聴くのと同じように、海外の人たちも「かっこいいな」って反応できる音楽に対する素直な気持ちを絶対に持ってるから。そこに対して自分も踏ん切りがついたんだと思います。

ー今作のテーマとしては、世代を問わず、テクノロジーと関わっていく人間の在り方を浮き彫りにしていますね。

大井:たしかに作品を通して、今の社会の状況にしっかり根差したガジェットが扱われてるっていう印象がありますよね。

伊原:ただ、それも何かを伝えたいっていうよりも、サウンドとしてエレクトロと生楽器があるとしたら、歌詞でも言葉遊びをしてもいいんじゃないかっていうところなんですよ。僕らはシステムなので、歌詞を全面に押すんじゃなくて、ただ事象を切り取った感じですね。

ー主に歌詞を書いているMONJOEくんは、歌詞に関してはどういう意識ですか?

MONJOE:僕は、歌詞に関しては、どうでもいいと思ってる人間なんですよ(笑)。

ーそれは意外かも。

MONJOE:何か伝えたいことがあってとか、不満があってとか、そういうタイプではないので。単純に楽しいから音楽をやってるっていう、それだけのミュージシャンなんです。

ーでも、今作の「TOKYO」だけはちょっと違うんじゃないですか?

MONJOE:そうなんですよ。伝えたいことは大事じゃないって言ったけど、その時々で、もし何か歌ってもいいかなっていうことがあれば、歌いたいから。この曲だけはアコギを持って、東京で暮らす自分が、日々感じることを歌ってるんですよね。これは日本語をやることで、自分が変わった部分でもあるかもしれないんですけど。今まで、なんとなく自分の中で設けてきたリミットを外して、そのままの自分を曝け出すっていうことをしてみてもいいかなと思ったんです。だから、「TOKYO」は自分の中のひとつのトライですね。

ーええ。システムと名乗りつつ、今回のアルバムを通して聴くと、結局「人間」の部分も強く感じざるを得ないんですよ。

MONJOE:そういう意味では、このバンドでいちばん前に出て歌っているのが、どういう人間なんだ?っていうのは、切り離されないんですよね。それは自分が憧れてきたバンドを見てても思うんですけど。その人間がどういう人となりで、どんなことを言うんだろう?っていうワクワクは、自分が表現者としてステージに立つうえでも必要になってくると思うから。やっぱり好きなアーティストのWikipediaって見るじゃないですか。

早川:見る!関連項目とかね。

伊原:こういうのが音楽の目覚めなんだ、とか。

MONJOE:そのキャラクターを知ると、音楽が違って聴こえてくるし、ライブも違った見え方をする。そういうことに意識を向けられるようになったのは、今作の変化だと思います。

ーでは、POWER PUSH!に決定した「Memory」について聞かせてください。

大井:この曲はリリースの前からライブでやってたのが大きくて。初めてやった時から、音で踊らせることができてた曲だったんですよね。

MONJOE:ロックだし、音も暴力的だし。いちばん自分たちらしい曲だなと思います。

ーDATSって、ビートミュージックもエレクトロもエイティーズも好きなんだろうけど、やっぱりロックに強く惹かれてるバンドですよね。

MONJOE:やっぱりロックが大好きですよ。

伊原:音像が最新でも、MONJOEの声とノリがロックなんですよね。

早川:特にメロディラインがロックだと思うんです

伊原:メロディは、(MONJOEが)潜在的に聴いてきたロックが強く出てるんです。僕らはエレクトロとうまく融合させつつも、もっとロックでいたいと思いますね。

ー「Memory」のミュージックビデオは、現実世界とデジタル世界を行き来するっていう、かなり不思議な仕上がりですよね。

伊原:ぶっ飛んでますよね(笑)。

ー「Memory」1曲のミュージックビデオであると同時に、Digital Analog Translation Systemを掲げるDATSそのものを表現するビデオだと思います。

大井:そう、打算がないんですよ。歌詞の話にもつながるんですけど、共感を呼ぼうとか、感動を呼び起こすものを作ろうっていう打算って、良いものを生まないんですよね。

MONJOE:本当にそのとおりだと思う。

大井:「こうしたら売れる」っていうモデルケースが世の中に溢れすぎていて、そんなものを参考にしても、もうダメなんだって思うんです。だから、僕は「Memory」については、インターネット・ミームだと思っていて。それを見て、深読みをしてくれる人は、深読みすればいいし、作り手と聴き手の受け取り方は違っていいと思ってるんです。

MONJOE:本当に何の意味もないから(笑)。

早川:ただの面白い映像だよね。

MONJOE:でも、めちゃくちゃ意味ありげなんです。

ー映像自体には意味がないかもしれないけど、ミュージックビデオにはDATSの思想が全て表れてるから、そこに意味があるんでしょうね。

大井:そうですね。日本語で歌ってるポップスのアーティストに対するインタビューって、その歌詞の内容とか、伝えたいことで広がりが出ると思うんですけど。僕らの場合は、必ずしもそうじゃなくて。デジタルコラージュなんですよね。適当なことをやって、その化学反応を楽しんでるので。ふつうのインタビューが当てはまらないことも多いんです。

MONJOE:トライ&ディスカバリーだよね。

早川:そして、アップデート。

MONJOE:全てそうやって進んでいくのがDATSですかね。

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【DATSのルーツミュージック】

ニルヴァーナ『ネヴァーマインド』

中3ぐらいの時に、10個上のいとこに勧められて聴きました。最初に聴いたのが、「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」だったんですけど、あんなの音楽理論も何もないじゃないですか。ある程度、自分が楽器を弾けるようになって、絶妙なバランスのもとで成り立ってる曲だと思うんですけど。曲が良いとか、構成が良いじゃなくて、単純に体に訴えかけてくる音というか。歪んだギターとか暴力的なドラム、荒々しい声とか。本当にただそれに惹かれたんです。そういうものをDATSでも追及しなきゃいけないなって思いますね。

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