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フカンショウ / パノラマパナマタウン

2018年1月のアーティスト

Profile

福岡、広島、大阪、神戸と、それぞれ出身の異なる4人が、神戸大学の軽音楽部で集まり、結成された4ピースオルタナティヴロックバンド。
バンド名の由来は自分達の多様性を表す「パノラマ」という言葉とポップ過ぎて違和感を感じるほどの発語感を意識したもの。 高笑いをしながらシーンのちゃぶ台をひっくり返すことを目論む、2010年後期、ロックシーン最終兵器。​

オフィシャルサイト

Power Push! Interview


1月17日にメジャーデビューミニアルバムを発売するパノラマパナマタウン。独自の言語センスと多彩なサウンドでリスナーをポップな混沌に叩き落とす注目のオルタナティブロックバンドに1月期POWER PUSH!に選出された『フカンショウ』について、はたまたバンドの目指すものについて、メンバー全員に語ってもらった。

Text_加藤蛍 Photo_ 高田梓

ー『フカンショウ』は1月期スペースシャワーTVのPOWER PUSH!に選出されましたが、ラジオ局などのパワープレイなどにも多数選ばれるなど、パノラマパナマタウンの注目度の高さが伺えます。

岩渕想太(Vo&Gt):どのニュースも、毎回聞くたびにうれしくて。本当にありがたいな、という気持ちでいっぱいです。僕は実家でスペシャを観て育ったので、いつかはPOWER PUSH!に、という思いがあったんです。自分も観ていて、パワープレイされる曲が気になると調べたりしていたんですよ。だから、僕らの曲がそういう風な伝わり方をしたらうれしいですね

田村夢希(Dr):今回だけではなく、以前も『シェルター』や『リバティーリバティー』で“it!”に選んでいただいたこともあるので、メジャーデビューのタイミングで今度はPOWER PUSH!というのも、さらにうれしかったです

浪越康平(Gt):スペシャは高校の頃、友達の家で良く観ていたんですよ。だから、そこで今度は自分たちの楽曲がオンエアされているかと思うと、あの頃の僕に自慢したいですね。ちょうど年末年始で実家へ帰ったときに、地元の友達にも“観たよ”と言われたりもして

田野明彦(Ba):僕は実家がスペシャを観られる環境だったので、“モンスターロック”とかをよく観ていたんですよ。MCのダイスケはんがマキシマム ザ ホルモンのメンバーということも知らずに観ていて、すごく面白い方だなって思っていたのですが番組内でホルモンのライブ映像が流れて来たときはびっくりしました(笑)。そのくらい夢中になって観ていたチャンネルなので、これはすごいことだよな、と。まだあまり実感はないのですが

ーPOWER PUSH!楽曲の『フカンショウ』について聴かせてください。

岩渕:この楽曲は、今まで僕らがやってきた延長線上にあるというか。言葉を詰め込んで、自分らがやりたい音楽をミックスして出していくっていうパノラマパナマタウンにとっての王道みたいな楽曲なんです。ありがたいことに、アニメの主題歌としてオンエアされていた『ラプチャー』で僕たちを知ってくれたという方も多いのですが、そこから入った方は『フカンショウ』を聴いて、こういう面もあるのかって驚いてくれたみたいで。そういう反応をもらうことって今までになかったことなので、新鮮でした

ーそれはSNSなどで?

岩渕:そうですね。ポジティブな言葉はもちろん、批判やディスも、やっぱりうれしい。っていうとなんか変ですけど(笑)、それだけ楽曲が広まったということの証拠なのかな、と。僕、そういうのすごく見ちゃうんですよ。昔は書かれていることを全部真に受けてしまっていたけど、そういう人の意見に流されがちな自分と決別したかった。そういう思いを書いたのが『フカンショウ』の歌詞なんです。自分らの音楽はこれだし、自分らのやりたいことができれば十分だし、そこに対して何を言われても別にそれはそれだなって思えるようになりました

浪越:世代的なものかもしれないですけど、自分たちに対して書かれていることを見るという行為は何も特別なことではなくて。例えばアニメや映画を観た後に、誰かが書いたレビューを検索するような感覚なんです

岩渕:厳しい声があればあるほど、やっぱり今まで僕らのことを知らなかった人にまで届いている気がするし、そういう状態こそが今の僕たちに必要なことだと思うんです。とにかく、たくさんの人に知ってもらうのが一番の課題だというのはメンバー全員でもよく話し合っています

ーたしかに『ラプチャー』から入った方は、『フカンショウ』を始め、メジャーデビューアルバム「PANORAMADDICTION」に収録されている楽曲を聴くと驚くこともあるかもしれません。1曲目の『パノラマパナマタウンのテーマ』はラップですし。

岩渕:パノラマパナマタウンって、言葉を詰め込んでまくし立てる楽曲もあれば、内面にある繊細な部分を歌い上げる楽曲もあって、2つ武器があるなと思っているんです。ワンマンライブのときはどっちの楽曲もやるんですけど、反応が全然違うんですよ。それまで飛んだり跳ねたりしていた人たちが、聴かせる系の楽曲になったら1ミリも動かずにただひたすら僕の顔を観ていたりとか、そういう差は感じます。でも、そこまで意図的に二面性を意識しているってわけでもないんです。やりたいことを詰め込んだら、色々な面が出てきただけで全部パノラマパナマタウンだと

田村:言葉で表現するのは難しいですけど、楽曲を並べて通しで聴いたときに、これがパノラマパナマタウンの音楽だなって思うんです。少なくとも自分たちではそこに違和感はないですし、聴いてくれた方がどう思ってくれるのかは、これからの反応が楽しみです

『フカンショウ』のMVは待機5時間、撮影10分

ー『フカンショウ』のミュージックビデオについてもお伺いできればと思うのですが、一発撮りだったとか。

浪越:そうです。待機時間が5時間、撮影時間は10分という

田村:僕たちにはどうやって撮影をするのかっていう具体的なことは教えてもらえなかったので、朝楽屋に入って、スタッフさんがリハーサルやセッティングしているところも見ちゃダメということで、その間はひたすら別室で待機していました

田野:当日はメイクもなく、ただただ待っていて。でも後から思えばメイクも衣装も必要のない現場でした(笑)

ーそうですね(笑)。簡単に説明すると皆さんが演奏しているところに、様々な邪魔が入ってきてそれでも演奏を続けていくという流れですけど、その邪魔の仕方というのがゴミをぶつけたり、何かを口に突っ込まれたり、コーラをかけられたり(笑)。

岩渕:僕たちに伝えられていたのは、“何かをされるけど、「ほっといてくれ」と思いながら最後までやりきってください”ということだけだったんです。でも、スタジオに入ったら色んなものがスタンバイされていたから、なんとなくはわかっていたけど(笑)

ー田村さんは何か食べさせられてませんでした?

田村:ドラムを叩いていたら急にピザを食べさせられたんですよ。でも、ドラムだから画面の後ろの方にいるので、観てくれる方にちゃんと伝わっていればいいですけど

ー大丈夫、ちゃんと伝わってます(笑)。田野さんはコーラをかけられるという事態に。

田野:ちゃんとかっこよく演奏したいという気持ちがあるので真剣に弾いているから、息切れとかしてくるんですよ。そこに急にコーラが来たから、ちょっと溺れました(笑)

浪越:ケチャップとかマスタードは視界に入ってくるのできつかったですね。最後の方はあまり見えてなかったし

岩渕:でもあれってお互いの戦いなので、スタッフさんたちがあそこまで来てくれたからこそ、僕らもそれ以上を出さなきゃと思った結果が最後のカットになったんです。本当に一方的にやられるだけで終わったら、自分たちがやりたいことを表現するっていう元々の意図から外れたものになってMVとしては面白くならないし。曲のテーマとしても、俯瞰してくるやつがいても不干渉でしりぞけて、自分らがやりたいことを通すぞっていう曲なので。何が来ても絶対に負けずに、色々やられるけれど、全部勝って、自分らが演奏をやりきろうっていう気持ちはありました

ーどうですか? 勝てました?

岩渕:コールド勝ちしたよな

田村:もうちょい来てもよかった。もっとテープでグルグル巻きにしてくるくらいでも勝てたよなって終わった後に思いました

岩渕:僕なりの、大好きなandymori『everything is my guitar』へのオマージュという思いもあるんです。自分らの曲だから、まずは自分たちが動きたかった。僕は映像作家でもなんでもないですけど、MVを作るからには意思のあるものを世に送り出したいと常々考えています

ー岩渕さんは映画好きとお聞きしたので、いつかバンドのMVを手がけるような展開があれば面白いものが観られそうですね。ちなみに、もし自由に撮っていいよと言われたらどんな作品を撮りたいですか?

岩渕:禁酒法時代のマフィアに扮して、ワインばっかりずっと飲んでるとか

浪越:『アンタッチャブル』みたいな?

岩渕:そうそう、4人でやったら面白そうじゃない? 田野が衣装作ったりとか

ー田野さんは服作りをされるんですか?

田野:作ることはできないですけど、今日着ている服も自分でアイディアを出しました。いつかバンドの衣装もアイディアを出して作ってみたいですね

東京での生活は毎日が戦いの連続

ーそれぞれ得意なことを持っている4人が同じ大学の軽音楽部で出会ってバンドを結成して、いまは上京して全員一緒に住んでいるのだから面白いですね。どうですか、東京での生活には慣れました?

岩渕:慣れてはきましたが、ホーム感はないんですよ。日々、戦いに身を置いている感覚で。東京はめちゃめちゃ人がいっぱいいるけど、その中で自分らのことを知っている人なんて全然いないと思うと刺激になりますし。身を削られるような今のこの環境はバンドにとって、すごく良いことだと思うので、しばらくはこの状態で戦っていくつもりです

ーまもなく「PANORAMADDICTION」のリリースタイミングでの対バンツアーが始まりますし、今年も様々なイベントでのライブを行うことと思いますが、目標や展望があれば教えていただきたいです。

岩渕:まずはツアーをしっかり決めたい、というのが一番にあります。僕ら、音源よりもライブの方が良いねって言われることが多いんですよ。でも、それじゃダメだなと思っていて。もっとライブの無茶苦茶な感じを音源に詰め込みたい、ライブに勝てる音源を作りたいという気持ちで「PANORAMADDICTION」を作ったので、熱量を持って曲を伝えて、今度は音源を越えるライブをしたいですね

浪越:ライブと音源、どちらも切磋琢磨しつつパノラマパナマタウンとして高みを目指していきたいです

岩渕:将来的には、今もやっている主催フェスをもっと大きくしたいんです。ここなら何をやってもいいという空間を作りたくて。昔のウッドストックの映像とかを観ていると、本当に演者も、観客も自由なんですよ。自由すぎるがゆえの問題もあったかもしれないけど、ああいう空間に憧れますし、いつか絶対にパナフェスを僕たちの地元・神戸の新開地にある公園でやることが当面の目標です

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【パノラマパナマタウンのルーツミュージック】

岩渕想太(Vo&Gt)
ナンバーガール「NUM-AMI-DABUTZ」

昔から音楽が大好きで高校生の頃に、自分はもう音楽を聴き尽くしたくらいに思っていたんです(笑)。そんなときにたまたま行ったロッキンでZAZEN BOYSを観て、あまりの驚きに側にいた人に尋ねたら、ZAZEN BOYSですよ、と教えてくれたんです。家に帰ってすぐに調べたらナンバーガールに行き当たって。自分のための曲なんじゃないか、と思うくらいの衝撃に襲われました。

浪越康平(Gt)
スピッツ「惑星のかけら」

小学生の頃に、車の中でいつも流れていたのがスピッツでした。たぶん、親がスピッツファンだったのかなと思うのですが、車に乗るたびに流れていたから当時の僕にとって音楽=スピッツだったんです。年齢を重ねるに連れて、改めて聴くとすごく良い音楽だな、と。今でもスピッツからの影響を感じることが多くて、何気無く弾いたフレーズに知らずに紛れ込んでいたりします。

田野明彦(Ba)
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「Dani California」

小5くらいのときに、映画「デスノート」がちょうど公開されていて、その主題歌だったから街中や店の有線でよく流れていたんですよ。英語だし、もちろん何を歌っているのかわからないけど、バンドサウンドがすごくカッコよくて。おそらく本格的に洋楽に触れたのもこの曲が初めてなんじゃないかな。自分ですぐに調べてCDを買いました。フリーのスタイルには今でも憧れます。

田村夢希(Dr)
Mr.Children「Q」

初めて好きになったアーティストがMr.Childrenなんです。きっかけというきっかけがあった訳ではないのですが、初めて聴いたときに、これまで触れたどの曲とも違うな、“すげーな”と心から思ったんです。そこからすごい勢いで聴いたMr.Childrenの過去の作品も、新作も、何を聴いても“すげーな”の連続で。今でもリアルタイムで追い続けていますし、その思いは継続中です。

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