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2015年9月のパワープッシュアーティストは…

アウトサイダー / Awesome City Club

2015年9月のアーティスト

Profile

2013年春、それぞれ別のバンドで活動していた atagi、モリシー、マツザカタクミ、ユキエにより結成。2014年4月、サポートメンバーだった PORIN が正式加入して現在のメンバーとなる。

「架空の街 Awesome City のサウンドトラック」をテーマに、テン年代のシティ・ポップをRISOKYO から TOKYO に向けて発信する男女混成5人組。2015年、ビクターエンタテインメント内に設立された新レーベル「CONNECTONE(コネクトーン)」より、第一弾新人としてデビュー。4月8日にファーストアルバム「Awesome City Tracks」をリリースし、iTunesロックチャートで1位を獲得するなど話題を呼んでいる。

オフィシャルサイト

▼ Awesome City Club - アウトサイダー

Power Push! Interview


良質なポップ・ミュージックをシティの風に乗せて届ける男女5人組バンド・Awesome City Club。2ndアルバム『Awesome City Tracks2』を発売したばかりの彼らに、Power Push!でオンエア中の楽曲『アウトサイダー』や、MV撮影のエピソード、近況などを伺いました。

Text_加藤蛍 Photo_依田純子

「卓球が得意です!」(PORIN)「魚は食べるのも愛でるのも好きです」(atagi)

―Power Push!でオンエア中の『アウトサイダー』は、クラウドファンディングを利用して制作されたんですよね?

atagi(Vocal.Guitar):はい。なにげない会話の中から、7インチのアナログ盤を出したいねっていう話になったんです。だけどアナログ盤を出すためには何枚生産すれば良いのか、なにせ新人バンドなので市場規模など、わからないことも多かったんですね。そんなときにクラウドファンディングを受注生産的に利用しているアーティストが増えているという事実を知り、僕たちもそういう使い方をさせてもらおうってことで実現した話なんです。どうせだったらお祭りみたいに楽しくしたくて、リターンの特典も、こんなことをやったら面白そうじゃない?みたいなノリで。
PORIN(Vocal.Synthesizer):そうそう、もし実現したら楽しそうだよね!くらいの感覚だったのですが、3日でサクセス(達成)することができて。まさかそんな短期間で出来るとは思ってもみなかったのでうれしかったです。

―そういった自由な発想はメンバーさん自身から出てくることも多いんですか?

atagi:もちろん、いろんなプロフェッショナルの方の力をお借りすることもありますが、僕たち自身はできる限り身軽でいたいな、という思いはあります。アー写ひとつ、MVひとつ取ってみても、自分たちでアイデアを出すのが好きです。

―アウトサイダー』のMVにも反映されているものがあるのでしょうか。

PORIN:この曲に関しては、監督さんがAwesome City Clubを好きでいてくれて、ライブに来てくれたときに、『MVを撮りたいです』って自ら名乗りを上げてくださったんです。とてもAwesomeに対して愛情のある方で。
atagi:全体のイメージに関しては監督のセンスにお任せしましたが、打ち合わせの段階でメンバーそれぞれに監督からの質疑応答タイムがあったんです。何に使うのか聞かされていなかったので不思議だったんですけど、後日上がってきた絵コンテを見たら、質疑応答のときに答えたメンバーぞれぞれの好きなもの、象徴するもの、由来するものがモチーフとして入れ込まれていて。これかー!って。

―ちなみにおふたりは何が採用されたんですか?

PORIN:私は卓球です。両親がインターハイに出場していた選手で、私も幼少期にずっと卓球をやっていたので、けっこうな特技だと自分では思っていて。
atagi:僕は魚です。食べるのも、釣るのも、かわいがるのも好きでって答えたら、大きな赤い魚が登場していました。

―他のメンバーさんはどれを答えたんだろうって想像しながら見ても楽しそうですね。楽曲をイメージしたレトロポップな映像が映し出されていて幻想的でスタイリッシュな雰囲気ですが、撮影はいかがでしたか?

atagi:撮影のときは、僕たちが演奏している上から映像が映し出されていたので、どんな仕上がりになっているのか未知な状態で。完成したものを見たら、まさに“すごい!”の一言でした。

『アウトサイダー』の歌詞に込めた、言葉の強さ、その思い

—思わぬ副産物が(笑)。『アウトサイダー』の作曲者としてatagiさんがこだわった点があれば教えてください。

atagi:何と言っても、ストリングスに注目していただきたいですね。プロのストリングスを入れるっていうのは憧れていたことのひとつだったので。いつか生のストリングスを入れたライブも実現させたいです。

—今PORINさんの思う『アウトサイダー』こだわりのポイントはありますか?

PORIN:言葉の強さですね。前作を知ってくれている方は余計にそう感じるかもしれないな、と思っていて。SNSや人と人とのつながりをテーマにしているのですが、メンバー全員で話し合いながらマツザカ(Bass/Synthesizer/Rap)が練り上げていった歌詞なので、思い入れも強いです。

—この曲も含めたアルバム『Awesome City Tracks2』も発売中ですが、リリース前にアルバムの再現ライブを開催されたんだとか。

atagi:前代未聞ですよね(笑)。ディレクターさんから『再現ライブをやらない?』って提案されたのがアルバム完成して間もなくだったので、演奏のクオリティ的にも難しいのでは、と思っていたのですが、できませんって言うのは悔しかったので(笑)。
PORIN:ね、みんなで練習合宿しました(笑)。
atagi:でも、結果的に最高の体験だったんですよ。良いチャレンジだったなと思っていて。リリース前の曲を演奏するということで、お客さんには少し不親切だったかも、という気持ちもありますが、僕たちがライブで見せていきたいもの、目指したいものが明確になったような気もしています。

夏フェス出演を経て得たもの、そして見つかった課題とは!?

—ライブというと、この夏はかなりたくさんの夏フェスを経験されましたね。

PORIN:ありがたいことに…。フェスはライブハウスと違って会場が明るいし、お客さんの表情や反応もすごくよく見えるので、バンドのライブ力が試される場所なんだなーって。
atagi:お客さんと一体感を持って楽しめる方法がもっとあるのでは、という課題も見つかったので自分たちの持つ良さを、勢いだけではなく、もっと伝わる方法を考えていきたいですね。
PORIN:うん。来年はメインステージに立つぞって心に決めました!

—大型フェスへの出演をはじめ、みなさんを取り巻く環境はこの1年で大きく変化したのでは、と思うのですが。

PORIN:仕方のないことですが、友達と一緒に過ごす時間が少なくなっていくのはさみしいですね。あと買い物へ行く時間も減りましたが、そんなときはポチッとしちゃうので、その点に関してはいまのところ問題なしです。
atagi:おかげさまで刺激的で面白い日々を過ごせています。僕は、メジャーならではのスピード感に早く慣れたいなって思っていて。同時進行でいろんなことが展開していくので、それを楽しめるかどうかが今後大事になってきそうだなと。

—今後、バンドとして挑戦してみたいことはありますか?

PORIN:先日、ASIAN KUNG-FU GENERATIONさんのホールライブに遊びに行かせていただいたんです。メンバーそれぞれにプロジェクションマッピングをするような演出も、着席でロックを聴くのもすごく新鮮で楽しくて、いつか私たちもやってみたいなーって。
atagi:僕らは渋谷で生まれたバンドなので、たとえばスクランブル交差点のあたりでライブやったり(笑)、渋谷の街でなにかを発信できたらいいですよね。サブカルチャー的なところではなく、ひとつの文化として。
PORIN:うん、サブカルっていうくくりの中では終わりたくない!

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【Awesome City Club のルーツミュージック】は次のページで!

【Awesome City Clubのルーツミュージック】

atagi Soul Coughing『Super Bonbon』

中学時代にジャケ買いしたのですが難しくて当時は理解できなくて。でも高1のある日、いつものようにこのCDを再生したら稲妻に打たれたような瞬間にぶちあたって。そこからずんずんとのめり込んじゃいました。じわじわより、ドカンと変化があったほうが印象に残っているのかも。人生を変えた1枚です。

PORIN チューリップ『魔法の黄色い靴』

母親がチューリップの大ファンで、ライブにもしょっちゅう行っていて、幼い私もよく連れて行かれていたんです。母はピアノやっていたので、家の中でよくこの曲を弾きながら歌っていたので、財津さんの歌声と、母親の歌声、どちらも私にとっては思い出深くて。いまもメロディの良い音楽が好きなのは、この曲からの影響なのかもしれません。

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