ウルフルズ
夏の最後のウルフルズ、万感のラストアクト!



2日間にわたって開催されたSWEET LOVE SHOWER2007も遂にラストアクト。フィールドを埋め尽くしたオーディエンスが待っているのは、今や日本のロックフェスの顔役とも言えるウルフルズだ。昨今のロックフェス・ブームの中、「フェス時代のロックバンド」と言えるようなバンドがいくつか生まれてきたが、ウルフルズはそんなブームが来るずーっと前から活躍しているにもかかわらず、「フェス時代のロックバンド」を代表する唯一無比の存在。誰からも愛され、そしてどんな人にも愛を与える、ウルフルズがステージに上がるだけでそこに祝祭の空気が生まれるからすごい。
ヘソの下まで切れ込みが入り、後ろは半ケツが出た銀色のツナギで現れたトータス松本。すっかり暗闇に包まれて、昨日同様に肌寒い山中湖のMt.FUJI STAGE(結局2日間とも富士山を拝めなかった! 残念!)だが、「ちょっと油断すると寒くなってくるから踊りまくってくれよ! 歌いまくってくれよ!」とトータスがオーディエンスを鼓舞するように、“サマータイムブルース”や“SUN SUN SUN ‘95”が繰り出されるウルフルズのステージだけにはいまだ真夏の熱が渦巻いていて、みんながその熱を名残惜しそうに浴びている。
それにしても、百戦錬磨とはまさに彼らのこと。ステージの上での立ち姿のキマリっぷり、楽器一つ一つの音の粒立ちの良さ、磨き上げられたファンキーなグルーブ、すべてが別格だ。続けざまに演奏されたウルフルズにとっての最新のキラーチューン“サムライソウル”と、往年のキラーチューン“バンザイ〜好きでよかった”を聴いて改めて思う。ウルフルズの歌っていることはこの10数年なんにも変わってないし、それは人にとって今も昔も最も大切なこと=人を愛することなんだと。
“いい女”で本編を終えたウルフルズは、「やるに決まってるんだろ!」と叫びながら再びステージに現れ、あの“ガッツだぜ!!”のイントロをかき鳴らした。最後の最後まで踊りまくって歌いまくって笑いまくっていたオーディエンス。ウルフルズのファンキー天国で2日間の夢が終わると、山中湖の夜空に何十発もの花火が打ち上げられた。SWEET LOVE SHOWER 2007とともに、僕らの夏が終わった。
M-1 サマータイム・ブルース
M-2 ええねん
M-3 びんぼう‘94
M-4 泣けてくる
M-5 サムライソウル
M-6 バンザイ〜好きでよかった〜
M-7 SUN SUN SUN'95
M-8 いい女
En-1 ガッツだぜ!!