髭(HiGE)
髭(HiGE)というロックンロールで踊り倒す!


SWEET LOVE SHOWER 2007初日、LAKESIDE STAGEはいよいよラストを飾るアーティストを迎えようとしている。あたりはすっかり暗くなった。降り続ける小雨もあいまって、夏の終わりを静かに告げるように冷涼な夜が会場を包んでいる。そんな、誰もが少し感傷的なムードに浸りそうになる時を痛快なロックンロールで引き裂いてやろうと登場したのは、ロックンロールに捕らえられた5人の囚人、そう、髭(HiGE)だ!
1曲目は“Mr.アメリカ”。冒頭では気だるいサイケデリアを宙に浮遊させオーディエンスの身体ゆらゆらと揺らせておいて、終盤は「ダンス強要剤」とでも言いたくなるロックンロールグルーブで激しくステップを踏ませる。続く、ボーカル&ギターの須藤寿の稀有なキャラクターをそのまま表現したかのように泥臭さと色っぽさが有機的に共存する“ブラッディ・マリー、気をつけろ!”では、後方にいるオーディエンスもひとり、またひとりと伝染するかのごとく踊りはじめる。本物のロックンロールバンドだからこそ演出できる最高の光景だ。
矢継ぎ早に鳴らされた3曲目“ギルティーは罪な奴”では、ツインドラムの一方を担う佐藤“コテイスイ”康一が拡声器を持ってステージの前線に立ち、オーディエンスをさらにアジる、アジる。こうなったらもう、髭は止まらない。MCを一切挟むことなくSPACE SHOWER TV今月のパワープッシュに選出されている“黒にそめろ”、“ダーティな世界”と一気に駆け抜け、そして、髭(HiGE)というバンドがいかに特異で愛すべきバンドであるかを強烈に知らしめる“ロックンロールと五人の囚人”でフィニッシュ。ああ、踊り倒した!
セットリスト
M-1 MR.アメリカ
M-2 ブラッディ・マリー、気をつけろ!
M-3 ギルティーは罪な奴
M-4 黒にそめろ
M-5 ダーティーな世界(Put your head)
M-6 ロックンロールと5人の囚人
M-1 MR.アメリカ
M-2 ブラッディ・マリー、気をつけろ!
M-3 ギルティーは罪な奴
M-4 黒にそめろ
M-5 ダーティーな世界(Put your head)
M-6 ロックンロールと5人の囚人