Dragon Ash
音楽の未来への誓い――Dragon Ash


早くも中盤戦に入ったSWEET LOVE SHOWER。前半を締めくくるのはキング・オブ・ミクスチャーロック、Dragon Ashだ。なにしろ彼らは今年のGWから秋にかけて、なんと11本の国内フェス/イベントに出演(ちなみに今回のSWEET LOVE SHOWERは9本目)。 思わず「新しいかたちの全国ツアーですか?」と問いかけたくなるが、それはメインストリームからストリートまで、大ブレイクから10年近くを経て今もなお、あらゆる「場所」から激しく求められ続けているDragon Ashならではの偉業と言っていいだろう。実際この日、kjはこんなふうにMCで語っていた。「このイベントにはこれまでもずっと呼んでもらってて。でもDragon Ashは椅子がある会場だとか、モッシュピットのない会場ではライヴをやらないので出れなかったんですけど、今回こんな素晴らしい環境でやることになって、喜んで出させてもらいました」。Dragon Ashらしい、誠実で真摯なコメントだ。
ステージは激しいサンバのリズムに導かれて、“Develop the music”“Fly”と最新モードの連打で始まった。それにしても、サンバとミクスチャーロックの融合という世界中で誰もやったことのない音楽を、一音一音ここまでの説得力を持って鳴らしてしまうDragon Ash、つくづくすごいバンドだ。“Ivory”では歌詞の一節を「山中湖のみんな! 僕らの声で霧も晴れるよ!」と変えて歌い、大きな歓声が上がる。今日のkjはいつにも増してステージ上で楽しそうで、終始笑顔を浮かべていた。
「ミクスチャーロックは好きですかぁ!?」という大きな掛け声と共に始まった“Fantasista”でフィールドの熱狂は何度目かのピークを迎えると、続いてkjにとって今最も大切な曲の一つ“few lights till night”が慈しむように奏でられる。ラストは“Life Goes On”。「音楽の未来は僕たちと皆さんにかかってます!」とkjがステージ上で誓いを高らかに歌い上げた通りの、最高に騒がしくて最高に楽しい感動的なステージだった。Life Goes On、そしてSweet Love Shower Goes On……。
M-1 Develop the music
M-2 Fly
M-3 Ivory
M-4 百合の咲く場所で
M-5 Fantasista
M-6 few lights till night
M-7 Life goes on