ASIAN KUNG-FU GENERATION
ASIAN KUNG-FU GENERATION、貫禄のステージ!



SWEET LOVE SHOWER 2007のメインステージであるMt.FUJI STAGEは、ステージから半円を描くように若草色の芝生エリアが広がる、とても爽やかで気持ちのいい空間。あいにくの曇天で白い霧が立ち込めてはいるが、それがかえって幻想的な雰囲気を演出している。
12時34分、フィールドを埋め尽くしたオーディエンスの歓声に迎えられ、4人が登場。ミドルテンポのセッションで、緩やかに祝祭の幕が開いていく。次第に音圧とテンションが上昇カーブを描き、後藤の気持ちよいシャウトが空に解き放たれ、そして1曲目、“リライト”。イントロと同時にオーディエンスの手が揚がる。この夏は国内外のフェス&イベントを精力的に回ってきたASIAN KUNG-FU GENERATION。最早ある意味では「フェスマスター」ともいえる4人は、テンションは漲っているものの肩の力の抜けたさすがのパフォーマンスで、実に大きなロックを響かせていく。続くは“ループ&ループ”。軽快なサビメロにつられてフィールド全体がホップし、心地よい波が生まれる。
そんなオーディエンスを満足げに見た後藤、ここで本日1発目の「ご挨拶」――。
「みんなそうやって浮かれているけどさ……夏はもう終わったんだよ」。
そしてそのまま“夏の日、残像”へ。ボトムの厚いビートにのって、「夏の日、残像/消さないで 消えないで――」と、後藤の願うような咆哮が響く。
「11月にシングルが出るんですが、アルバムももうすぐ出ます。ずっと音楽をやってきて……本当にいいアルバム、ここからみんなに投げて配りたいくらいのアルバムができたんで……その中から1曲、“ライカ”という曲をやります」という後藤のMCに導かれ、新曲“ライカ”が放たれる。すでに各フェスで観客の心を掴んできた“ライカ”は、新たな季節を駆け出そうとしているASIAN KUNG-FU GENERATIONの覚悟と気概を感じさせる「前に向かった」ナンバー。ラストは“フラッシュバック”から“遥か彼方”へ。後藤もMCで言っていた通り、残念ながら富士山は見えなかったが、代わりにロックンロールの大きなサウンドスケープが山中湖に生み出された貫禄のステージだった。
M-1 リライト
M-2 ループ&ループ
M-3 夏の日、残像
M-4 センスレス
M-5 ライカ
M-6 フラッシュバック
M-7 遥か彼方