ACIDMAN
ACIDMAN、心を震わす渾身のライヴ!



降り出すかと心配した雨は本降りにはならなかったが、しかし寒さと暗さは徐々にMt.FUJI STAGEを覆い出していた。
お馴染みの“green chord”がSEで流れるとそんなこともどこ吹く風、だ。大歓声と拍手に迎えられて、SWEET LOVE SHOWER初参戦のACIDMANの登場である。「盛り上がっていくぞ!」という大木の一声で空気は一気に引き締まり、力強い歌声が山中湖の空に響き出した。音圧高く鳴らされる硬いギターリフ、スウィングするベースライン、しっかりとリズムを刻む安定感のあるドラム。スリーピースという、バンドとしては最もシンプルな編成でありながら、ACIDMANのライヴの音圧はとてつもなく大きい。続けざまに、“波白く”で観客の冷えた身体をゆらし、“スロウレイン”で大地をゆらし、“赤橙”で心をあたたかくゆらしてくれる。
ACIDMANにとっては初めて訪れる山中湖で、特に気合いが入っていたのかもしれない。「山中湖、ありがとう! 見えないけれど富士山、ありがとう!」。この浦山のMCにACIDMANのライヴは集約されるのだろう。最終曲終了後の大木の「ありがとう」まで含め、このライヴで彼らは「ありがとう」を何度も何度も繰り返した。轟音で絡み合う迫力あるサウンドと、心を震わせる大木の歌で表現されるのは、とても大きな愛と闘い決意する歌であり、同時に自分と愛する他者へと向けられた惜しみない「ありがとう」を尽くす賛歌なのだと思う。
浦山のシャウトが会場に響いた“Returning”、「まだまだ行くぞ!」という掛け声の下に鳴らされた新曲“REMIND”、佐藤が手を掲げて観客をあおった“ある証明”、そのどれもが3つの確かな魂で鳴らされていた。ACIDMANのSWEET LOVE SHOWER初参戦にして、渾身の限りを尽くしたライヴを経て、いよいよ2日間にわたったSWEET LOVE SHOWERの大フィナーレに向かいます!
M-1 波、白く
M-2 スロウレイン
M-3 赤橙
M-4 Returning
M-5 REMIND
M-6 ある証明