スティーリー・ダンが1977年に発表した『彩(エイジャ)』。ジャズ、R&B、ロックやポップを融合させた珠玉の名盤を、詳細かつ愛情深く分析する。 ソングライターのウォルター・ベッカーやドナルド・フェイゲンは いつもの皮肉な表現を潜めて自叙伝ともいうべき楽曲について語り、 作品に流れる文化的な混沌や音楽的な野心について触れる。 知的であり、時にとらえどころのない彼らを集約したこの点だけでも、 過去になされてきたインタビューに匹敵する内容である。