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      2011年6月のパワープッシュアーティストは…

      観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは / The Mirraz

      KINOI-1001 ¥1,050(tax in)
      発売日:2011/06/22
      KINOI RECORDS

      2011年6月のアーティスト

      Profile

      Vo&Gt.畠山承平
      Gt.佐藤真彦
      Dr.関口塁
      Ba.中島ケイゾー

      2006年9月結成。同年発表の自主制作盤『be buried alive』がラジオやTVなどで取り上げられて話題となる。2007年にVeni Vidi ViciousとのスプリットEP『NEW ROCK E.P』を限定リリース。2008年にはQUATTROらと全国ツアー、自主イベント「Pyramid de 427」の開催など精力的な活動を展開。2010年9月にリリースした「TOP OF THE FUCKIN' WORLD」はインディーズにも関わらずオリコンチャートで26位を記録。翌月より全国ツアー「Top of the fuck'n world tour 2010 ~世界には行きません~」を敢行。2011年1月には自主レーベル「KINOI RECORDS」から、アルバム「We Are The Fuck'n World」を発売。2011年3月から4月にかけて全10公演のワンマンライブ「We Are The Fuck'n World Tour ~第一章、夢の印税生活篇、完~」を敢行。4月27日には追加公演として「We Are The Fuck'n World Tour」追加公演「ピラミッドで427~君たちに4はまだ早すぎたかな~」を行う。

      Power Push! Interview

      The Mirraz。彼らについては説明不要、という人も多いだろう。2006年の結成以降、自ら“アークティック・モンキーズのパクりバンド”と不敵に嘯き、性急なロックンロールに乗せて速射砲のごとく“世界に中指を立てる言葉”を放ってきた。人間の滑稽さや俗物性を暴きながら、それでも世界や人間を愛そうとするThe Mirrazのファイティング・ポーズは、確かに多くのリスナーを挑発し、刺激し、惹きつけている。そして、今回満を持してPower Push!に選ばれた「観覧車に乗る君が夜景に照らされているうちは」は、The Mirrazにとって初のシングルであり、カップリングの「ウザイあいつ」と併せてバンドの方法論がドラスティックな変化を果たしたことを告げるものである。いまThe Mirrazはどこに向かおうとしているのか? 結成から現在に至るまでを語ってもらった。

      チャートで1位になったり、100万枚売れたり、そういうことが達成できないかぎりはスッキリしない

      スペシャの視聴者は、既にThe Mirrazをよく知っている人もかなりいると思うんですけど、今回はPower Push!に選ばれたこともあって、あらためてこのバンドがどのように始動したのかというところから聞かせてください。

      畠山承平(Vo&Gt):まず前身バンドがあって。それはギター・ロックで、くるりみたいな音楽をやっていたんですよ。とにかく俺がくるりに憧れていて、機材からアンプから彼らと同じものをそろえたくらい。基本的にラヴソングばかり唄ってましたね。でも、ライヴをやっても全然集客もないし、このまま続けても売れなそうだなと思っていたときにたまたまアークティック・モンキーズのミュージック・ビデオ(以下MV)を観て。こういうロックをやれば売れるんじゃないかなと思ったんですよね。それから、それまであった曲を全部捨てて、The Mirrazをはじめたんです。

      畠山さんはずっと売れなきゃバンドをやる意味がないと思ってきたんですか?

      畠山:そうですね。俺は小学生のころから歌を唄って食っていきたいと思っていて。売れないと食っていけないですからね。あとは、どうせランキングとかつけられるなら1位になったほうが楽しいじゃん、っていう。

      人間の滑稽さや俗物性を暴きながら、それでも世界や人間を愛そうとする。そういう言葉を性急なビートのロックンロールに乗せて、速射砲のように放っていくのがThe Mirrazのスタイルになったと思うんですけど。それは、サウンドの変化で導かれたものなんですか?

      畠山: 0thアルバム(『be buried alive』)のときはそうでもなかったんですけど。どっちかっていうと“ダメな自分ががんばる”みたいな歌詞が多くて。で、1stアルバム(『OUI! OUI! OUI!』)を作るときに、アークティックをより真似ていったらヒップホップの影響が出るようになって。そこから歌詞で自由に言いたいことを言えばいいという考え方になっていったんですよ。

      歌詞の方法論を変えてからの手応えはどうでしたか?

      畠山: いや、そんなにないかな。特に気持ちいいとかもないし。単純に自分が思ったことを言うだけで、そこに喜びがあるとかではないから。たまにファンから“言いたいことを代弁してくれてありがとう”って言われることがあるんですけど、別に共感してほしくて言ってるわけじゃないので。それはそれでよかったな、くらいの感じですね。基本的に俺はいつも新しい音楽をやりたいと思っていて。中学のときにJUDY AND MARYを聴いてギタリストになりたいと思って、そこからどんどんハードな方向にいって、高校生のときにひとりでテクノを作ったり、バンドではメタルやミクスチャーに流れて、今度はポストロックにいって。で、くるりみたいなバンドを経て、The Mirrazになって。そういう流れのなかで、歌詞の世界観も言いたいことを言うのが新しいと思ったからそうしたというか。これを書かなきゃ気が済まないとか、そういう感じではないんですよね。

      でも、言いたいことを言うからこそ、スッキリする部分もあるんじゃないですか?

      畠山:う〜ん、でも、CDが売れてチャートで1位になったり、100万枚売れたり、そういうことが達成できないかぎりはスッキリしないですね。

      The Mirrazってなかなかメンバーが固定しなかったじゃないですか。その理由は何だったんですか?

      畠山: 単純に相性が悪かったというか(笑)。The Mirrazってほかのバンドと違うんですよ。音楽性がどうこうというより、100万枚売れるバンドになるために努力する。そうしないと売れないから。“バンドで100万枚売ることを目指していこうって言ってるのに、おまえやる気あんのかよ?”ってなってメンバーが抜けるパターンが多かったですね。

      いまの4人の布陣はどうなんですか?

      畠山: いいっすよ。みんな身長が高いんで。ステージでみんな顔が小さく見えるし(笑)。- 一同(笑) -

      畠山: あと、いまのメンバーは、それまでのメンバーと違って‘00年代のロックンロール・リバイバル以降の音楽を聴いてきてるから。そういう意味では価値観はまとまってますね。

      ひたすら明るくて、ノリやすくて、爽快で、湿っぽさがない曲を作りたかった

      今回Power Push!に選ばれた「観覧車〜」とカップリングの「ウザイあいつ」は、サウンド的にも歌詞的にもバンドが新しい方法論——それはポップであり、エンターテイメントの強度を高くするという部分に着手しはじめたことを明らかにするシングルで。これはどういう流れから生まれたものですか?

      畠山: もともと違う曲をシングルでリリースようという話しがあって。それは「NEW WORLD」というタイトルで、音楽業界に対して“もっと新しい音楽を作っていこうよ”っていう歌詞を書いていて。でも、こちら側の一方的なメッセージすぎて、完結しちゃってるなって思ったんですよね。ブログみたいだなって。「NEW WORLD」ができたときにThe Mirrazの言いたいことを言うスタイルは完結したなって思ったんです。それで、「NEW WORLD」を捨てて、「観覧車〜」を作ったんですけど。

      これまでのアプローチに対して興味がなくなったということ?

      畠山: そうですね。全然ないですね。言いたいことは音で表現すればいいかなと思って。だから、いまはThe Mirrazをはじめたときの気持ちと似てるというか。新しい音楽を作りたいっていう。いま「観覧車〜」のモードでアルバムを作ってるんですけど、俺のなかでは世の中的にも世界的な音楽シーン的に見ても、新しいと思ってます。

      アークティックしかり、これまでのThe Mirrazは既にある音楽をサンプリングして昇華するという発想が貫かれていたと思うんですけど。それを経ていまは独自の音楽が生まれているという実感がある?

      畠山: そうですね。“音楽ってなんだろう?”って考えていたら、原点に戻ろうと思った。JUDY AND MARYのライヴ映像を観ていて、曲がいいのはもちろんなんだけど、客が唄ってるとか、その様がすごいと思って。やっぱりそこだよな、って。そっち側の答えをThe Mirrazは出せてないんじゃないかと。

      「観覧車〜」が畠山さんから上がってきたときに3人はどう受け止めたんですか?

      畠山: これをシングルで出したい”って言ったら、“違うと思う”って言われましたね。

      中島慶三(Ba):なんか、軽く聴こえたんですよね。でも、(畠山の)話しを聞いてなるほどと思うところは多分にあって。そこから違和感は消えていったんですけど。

      関口 塁(Dr):俺は最後まで噛みついてました。慶三さんがいま言った軽さを俺も感じて。The Mirrazって、リフがダークで、ヒップホップみたいなビートでいろんなことに毒を吐くというイメージが自分のなかでもあったので。その上ではじめて「観覧車〜」を聴いたときは正直軽いなと思った。でも、いまは俺も納得してます。同じ方向に向かっていけてると思います。

      佐藤真彦(Gt):俺はパソコンのメールに曲のデータが送られてきているのを気づいてなくて、聴けてなかったんですよ。それで、ほかのメンバーからの前情報を聞いた上で最初に「観覧車〜」を聴いたときは“ああ、みんなが言ってるのはそういうことか”と思いましたね。でも、それから紆余曲折あって、この曲をシングルで出すって決まったときには納得しました。

      メンバーの反対はあったけど、畠山さんは「観覧車〜」をシングルでリリースすることを貫いた。

      畠山: うん。世の中に暗いニュースが多いなかで、暗い現実を突きつけるような歌詞を書いて、そこに共感性を求めるよりは、もっと音楽で楽しい気落ちにさせたほうがいいと思ったんですよ。それが音楽の本来の役割だと思った。“音楽でしかできないことって何かな?”って考えたときに、俺は人を踊らせることだと思ったんです。だから、ひたすら明るくて、ノリやすくて、爽快で、湿っぽさがない曲を作りたかった。歌詞も恋愛のことで、しかも湿っぽさを一切感じさせないようにするっていう。

      そういう考えって震災以降、特に強くなったところはありますか?

      畠山: かなりありますね。去年の夏くらいから“明るい曲を作りたい”ってメンバーには言ってたんですよ。「NEW WORLD」も明るい曲なんだけど、もっとメッセージもなくていいと思って「観覧車〜」ができて。その1ヶ月後くらいに震災があったので。自分の考えはより明確になりましたね。いまやろうとしてる音楽のほうが人の役に立てるって。

      「観覧車〜」のMVの観どころは?

      畠山: ワンカメで撮っている作品なので、それ自体が観どころというか。何かが起こっていくので、そこに注目してもらいたいですね。

      最後にThe Mirrazがインディーズであり続ける理由を聞きたいんですけど。これまで何度もメジャー・レーベルから声がかかっていたと思うんですけど、それを断ってきた理由は何ですか?

      畠山: 単純にメジャーの契約金が安かったっていう(笑)。それと、一緒にやりたいと思える人と出会わなかった。俺はいつも人で選ぶので。ただ新しいアーティストを見つけなきゃいけないというメジャーのノルマのなかに入れられても困るなって。あとは、メジャーにいったらある程度は売れるんですよ。プロモーションもしっかりしてるし、曲がそれほどよくなくてもいいところまでいけちゃうことがある。それはおもしろくないなって。それならインディーで、プロモーションも含めて常に自分の目の届く範囲でやったほうがいいと思った。スペシャのPower Push!もずっと前から自分で獲りたいって言ってきたことだし。だから、いますげえうれしいし、「観覧車〜」にどういう反応が返ってくるか楽しみですね。

      当日は、PowerPush!のお祝いとしてデコレーションケーキも登場!」

      text:三宅正一  photo:依田純子

      【The Mirrazのルーツミュージック】は次のページで!

      【The Mirrazのルーツミュージック】

      The Mirraz The Mirraz The Mirraz The Mirraz

      畠山/サザンオールスターズ『10ナンバーズ・からっと』

      はじめて買ったCDです。小さいときに車のなかでずっとサザンとビートルズが流れていて。自分のルーツになってますね。サザンはメロディがよくて、言葉の乗せ方が上手いから、歌詞がどうこうよりも聴いていてすごく気持ちがいい。あらためて聴くと音楽的にもすごいことをやってるなって思います。いまThe Mirrazが目指しているのもそういうところです。

      佐藤/BECK『ODERAY』

      はじめて聴いたのは高校1年くらいのときですね。いま聴くとテキトーな感じがより最高だなと思います。ロックとヒップホップの融合をテキトーにやってる感じとかカッコいいなって。このアルバムの制作で壊れた小さいアンプを使ってたとか、そういうエピソードも大好きですね。

      関口/KISS『DESTROYER』

      ドラムを叩くきっかけになった1枚です。化粧して、あんなにいかついのに曲がポップなところとか大好きです。自分もこんなふうになりたいなって思ったんですよね(笑)。

      中島/Aerosmith『※タイトル不明』(ブートレグのライヴ盤)

      俺は兄貴の影響でベースを弾きはじめたんですけど、兄貴に“これいいぞ”って聴かせてもらったのがこのブートだったんです。たぶん西新宿のブート屋で買ったやつだと思うんですけど(笑)。『ゲット・ア・グリップ』のころのライヴ音源なので、バンドにかなり脂が乗ってるんですよね。客の歓声もハンパなくて。めちゃくちゃ興奮しますよ。いまでもたまにこっそり聴いてます(笑)。

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