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Dear Fate, / Ivy to Fraudulent Game

2017年3月のアーティスト

Artist

Dear Fate, / Ivy to Fraudulent Game

Profile

2010年10月に群馬県で結成された、寺口宣明 (Gt&Vo) / 大島知起 (Gt) / カワイリョウタロウ (Ba) / 福島由也 (Dr)による4人組バンド。

福島 由也が全楽曲の作詞作曲を担当。楽曲の主体はあくまで歌、言葉、思想にありながら、様々なジャンル要素を巧みに吸収したサウンドに、美しくもポップなメロディを融合させた独自な世界観を表現している。

楽曲の世界観をリアルに表現する寺口 宣明の唄を軸としたライブパフォーマンスの圧倒的な求心力は多くのファンを魅了する。

オフィシャルサイト

Power Push! Interview


Ivy to Fraudulent Game、通称Ivy。メロディアスでエモーショナル、それでいてポップさも持ち合わせた楽曲性でにわかに注目を集めている4ピースバンド。2ndミニアルバム『継ぐ』でのさらに深みを増したサウンドとリリック、そしてライブバンドとしての存在感でファン急増中の彼らにPOWERPUSH!でO.A中の『Dear Fate.』について、楽曲制作秘話、今後の展望などをメンバー全員に語ってもらいました。

Text_加藤蛍 Photo_依田純子

―Ivy to Fraudulent Game(以下:Ivy)の2ndミニアルバム『継ぐ』に収録されている『Dear Fate.』がスペースシャワーTVの3月期POWERPUSH!として絶賛O.A中ですが、実際にご覧になりました?

福島由也(Dr)残念ながら僕はまだ観られていないんですけど、両親から“観たよ”と報告がありました。
大島知起(Gt):あとはファンの方からTwitterで、“観ましたー!”って報告をもらったりとか。
寺口宣明(Gt&Vo):うちの実家がケーブルテレビに加入していて小学生のときからスペシャをよく観ていたんですけど、“このMV何回も流れるな”って思っていたあれこそが、POWERPUSH!だったのかなと思うと、少し感慨深いですね。当時、清 竜人さんの『痛いよ』のMVを何度もスペシャで目にしていて印象に残っているから僕らの『Dear Fate.』がそういう存在になれてたらうれしいですね。

―強烈な赤が印象的でとても幻想的な雰囲気のMVですが、どちらで撮影されたものですか?

カワイリョウタロウ(Ba):千葉にある、とある倉庫をお借りして撮ったんです。日中は普通に食品関係の倉庫として使われている場所なので、僕らが立っているすぐ後ろに、今までに見たこともない量のインスタント食品のパッケージが積み上がっていて。

―ムードのあるMVからは全く想像もつかない舞台裏だったんですね(笑)。MVで表現した世界観や構成について監督と話し合われたりは?

寺口:僕の中でこの曲は赤を印象的に使ったエグいような、どぎつい雰囲気が合ってるかなというイメージがあって監督にリクエストさせてもらいました。
福島:最初のプランではもっと暗い照明の中で撮るイメージだったんですけど、ノブ(寺口)が“赤でバコーンと行こう”って提案してくれて。結果的に赤を使ったことでより楽曲の世界観にマッチしたMVになったかな、と。
カワイ:監督も、“とりあえず撮ってみよう!”という進め方をするタイプではなく、きちんと撮りたい構図や意図を定めてからこちらに提示してくれる方だったので、時間はかかりましたが、それだけ本気で取り組んでくれているんだなというのがこちらにも伝わってきて。
寺口:うん、絶対に良いものが出来るぞって確信しながらの撮影だったので、不安になるようなことも一切なかったですね。

―完成したMVをご覧になってどんな感想を抱きました?

福島:想像を超えたものを形として明示してもらえたような気がしました。楽曲の良さをより引き立ててくれるMVに仕上がっているのでたくさんの方に観ていただきたいです。

―福島さんはIvyの楽曲制作を全て担当されていますが、『Dear Fate.』はどのように響くと思いますか?

福島:僕は自分の作品に対して、こう響いて欲しいとか、こういう風に聴いて欲しい、みたいなことが一切ないんです。聴いてくれた方それぞれが自由に受け止めて欲しいなと思っていて。なので、楽曲を聴いてくださった方に委ねたいな、という気持ちです。

―寺口さんはボーカルとして、福島さんの楽曲をどんな風に受け止めることが多いですか?

寺口:楽曲が上がったら、最初は1リスナーとして聴きます。そこから、どう歌うか、自分が歌うことでどう化けさせるか、よりかっこよく聴かせるかっていうことを考えることが多くて。スタジオで何度もセッションを重ねるうちに曲が成長し変化していきますし、もちろんライブと音源でも響き方がまた全然違いますし。
福島:僕も、ライブとCD音源は全く別のものとして考えてますね。どちらもそれぞれの良さがあるけど、僕にとってCD音源は作品で、ライブはナマモノ。ライブのときは視覚を始めとする多くの情報が飛び込んできますし、CDを聴くときとは全く違う楽しみ方ができるので、それぞれ好きなように楽しんでもらえたらなと常々思っているんです。

―委ねたいということはリスナーに対する絶大な信頼があってこそですよね。それだけ様々な形で提示されると、リスナーも想像力が鍛えられそうですし、音楽の聴き方も変わっていきそうです。

福島:鍛えたい、なんてそんな上から目線な考え方ではないですけど(笑)、Ivyをきっかけに音楽の楽しみ方が変わったっていう人がひとりでもいたら、音楽をやっていてよかったなと思えます。

―昨年4月にリリースした1stミニアルバム『行間にて』や、それを引っさげたツアーなどを経て、バンドとして成長したな、変化したなと思えることはあります?

大島:単純に、お客さんの層が広がってきているのは体感としてあります。
寺口:それはあるね。Ivyのライブ自体がより熱を帯びたことにより、新しい層のお客さんが増えたような感覚があって。
カワイ:うん、それにバンドとしての意識も変わったんですよ。それは1stを出して、ツアーを回って、そこでたしかに感じたことで。
福島:明確にここがこう変わった、とは言えないんですけど、メンバーそれぞれが変わろうともがいているのが伝わってきて。それは例えば、ノブのフロントマンとして僕たちを引っ張ろうという気持ちだったり、ライブへの取り組み方だったり。
カワイ:楽曲やライブを通して、誰かに何かを伝えるっていうことが実感できていない部分があったんですけど、活動を通してはっきりとした自覚も出てきて。パフォーマンスを通してこの熱をどう伝えるのか、ということに自覚的になりながらプレイも変わってきました。

—元々そういうことを話し合ったりするタイプのバンドですか?

カワイ:曲によって話し合うこともあるけど、緻密にきっちり作り上げていくタイプではないかもしれない。
寺口:個人的には、完璧に作り上げられたショーってすごいとは思うけど、ドキドキはしないんですよ。感じたままでやったほうが観ている側も面白いんじゃないかなと思うし、パフォーマンスする側としてもそっちの方が楽しくて。
大島:もちろんすごいとは思うけどね。ハッとはならない。
福島:ライブって、ちょっと危うい感じや緊張感も魅力の一つだと思うので、そこは大事にしたいんですよ。“なんかやばい”って感じて貰いたいというか。

—同じ空間に集まった人が同じ体験を共有することをライブの醍醐味だと捉えて、大切にされているんですね。ライブ以外ではメンバー同士で戦略を練ったりします?

福島:そういったことも、あまりしないかもしれません。
寺口:一緒に動いてくれているスタッフさんへの信頼があるので、自分たちが全て請負うのではなく、任せられる部分は任せています。
カワイ:ですね、ありがたいことにパフォーマンスに集中できる環境を作ってもらっているので。

—アーティスト写真や楽曲から受けるIvyはシリアスだったりドラマチックだったりしますが、メンバー同士ではどんなテンションだったりするんですか?

カワイ:年相応にワーワーしてるときもありますよ、いつも騒いでると疲れちゃいますけど。
寺口:意識はしていないけど、バンドでいるときはそういうスイッチが入っているかもしれないです。友達といるときはもっとテンション高かったり、ワイワイしてたりしますし。
福島:ライブ中のMCも、曲によっては愉快な感じのときもあります。

—そうなんですね! ちなみにみなさんは元々どういう関係性だったんですか?

福島:高校1年生のときに、自分の作った楽曲でバンドをやりたいと思ってメンバーを探していたんです。メンバー探しのために10個くらいバンドを掛け持ちしていて、そうやって出来た繋がりの中で、友達の友達の友達の…っていうくらい遠い繋がりでノブと会ったんです。僕はコミュニケーション能力がないので、当時一緒にやっていたベースのやつに頼んでノブに声をかけてもらい、スタジオで歌ってもらったら、なんだかわからないけど感動したんです。で、すぐに、一緒にやりましょうとバンドに誘って。
寺口:僕はバンドに興味があったんですけど、周りの環境的に実現には至ってなくて。そんなときに巡ってきたチャンスだったので、やってみようと。
大島:で、次に入ったのが僕です。もともと別のバンドをやっていたんですけど、当時のIvyと対バンしたのをきっかけにファンになって。ちょうど自分のバンドが解散するタイミングで、Ivyがギターを募集してると聞いて。
福島:とりあえず一緒にスタジオに入ったら、Ivyの曲をコピーしてくれていて、運指も完璧だったので(笑)、ぜひ入って欲しいなと。
カワイ:僕も大島くんと経緯は一緒で、自分のバンドが解散するタイミングで、Ivyの前のベースが抜けたと聞いてサポートで入ったのがきっかけです。

―その頃からすでにIvy to Fraudulent Gameというバンド名だったのですか?

寺口:そうですね、2回目に一緒にスタジオへ入ったときに福ちゃんが“バンド名を考えたよ”って。
福島:ノブと会ったときにはすでに決めてました。

—難解なバンド名ですよね。

寺口:3年前までFraudulentって言えなかったです(笑)
福島:高校生のときに辞書を見るのが趣味で。というのも、この先バンドでやっていこうと決めていたから学校の勉強に興味を持てず、授業中はヒマしていたんです。それで電子辞書で片っ端からかっこいい単語を探すっていうことをしていたので、バンド名もその延長線上で。

—Ivyさんの名前を検索しようとすると、“Ivy to”あたりで諦めちゃう方が多い気が(笑)。

福島:そうなんです、みんな諦めちゃうんですよ。でもIvyって覚えてもらえたらいいなと思っています。なんか気になるバンド名だな、気になる単語だなって引っかかってもらえたら、という思いもあるんです。

—それは楽曲名やアルバム名、作詞においてもこだわっている点ですか?

福島:はい。言葉の美さや、響きの良さは大事にしてます。気になったり、なんか引っ掛かりのある言葉を使うことで、考えたり調べたりと体験を産むことができると思うんです。そういった一つの体験を挟む事で楽曲がより特別なものになると考えているんです。だから、そういうフックや仕掛けは常に用意しておきたいなと。
寺口:一見難解な言葉もあるんですけど、ちゃんと理解すると、誰もが経験したことのある感覚や感情だったりするんですよね。たまに曲が上がってきて、例えば“この言葉は福ちゃんにとっては右なの?左なの?僕は左だと思って歌うけど、いいんだよね?”みたいな聞き方をすることはあります。それによっては歌に込める感情が全然変わってくるんですよ。絶望なのか、希望なのか、そこはけっこう大事だったりします。
福島:基本的なところはノブ任せていて、ここは共有して置かないといけないなっていうときだけノブも聞いてくると思うんです。不思議な感覚なんですけどね。

—4月1日から2ndアルバム『継ぐ』のレコ発ツアーも始まりますね。

福島:全ての会場で全く違うライブをお見せできる自信があるので、ぜひ一度と言わず、二度、三度と足を運んでいただきたいです。

—今後のIvyが目指す野望は?

寺口:“期待の新人”と言っていただく機会が増えてとてもうれしいのですが、それで終わりたくないと思っています。自分らの音楽を、自分たちの納得する形で続けていって、それがたくさんの人に届けば一番の理想ですし、必ずそうなれると信じています。
カワイ:個人的には海外でのライブも興味がありますね。
大島:海外の人にどんな風に受け止められるんだろうって言う興味があるよね。
福島:もちろんゼップでワンマンもしたいし、武道館にも憧れますけど、目標を決めちゃうとそこがゴールになってしまう気がするので、今のIvyがいる位置が、常に最高の場所でありたいですね。

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【Ivy to Fraudulent Gameのルーツミュージック】は次のページで!

【Ivy to Fraudulent Gameのルーツミュージック】

寺口宣明
安全地帯『コンプリート・ベスト』

僕、昔から歌謡曲が好きで、ネットで昔の歌謡曲を探っているときに安全地帯というバンドに出会ったんです。玉置浩二さんのことはもちろん存じていましたが、ボーカリストとしてここまで圧倒的に上手くて、こんなに魅力的な方だったんだ、というのを改めて知って。とても刺激を受けて、僕ももっと歌が上手くなりたいと背中を押された気分でした。

大島知起
マキシマム ザ ホルモン『ぶっ生き返す』

中学生のときに親戚からこのCDを借してもらったんですけど、“エレキギターってかっこいい!”と一気にハマってしまって。それをきっかけにギターを始めたんです。今もたまに聴くのですが、どんな影響を受けたのかなって思い返して見ると、一時期ホルモンへのリスペクトの気持ちを込めて髪を伸ばしていた時期があって(笑)。それが一番影響を感じた瞬間ですね。

カワイリョウタロウ
BUMP OF CHICKEN『ユグドラシル』

バンドというもののかっこよさを教えてくれたのがBUMPさんでした。小学生のときに父親が録画していたBUMPのライブ映像を見て、衝撃を受けて。それまでも音楽は聴いていたのですが、バンドってこんなにかっこいいんだ、楽しいんだと思わせてくれたアルバムです。そのあとはハードロック好きになってディープパープルのコピーばかりしていたのですが、ルーツはBUMPです。

福島由也
My Bloody Valentine 『Loveless』

中3のときにジャケットに興味を惹かれて聴き始めたのがきっかけでした。サウンドの研究も含め、気づけば人生で一番聴いているアルバムで、何度聴いてもアプローチの仕方や音像に発見があります。コードワークなどに強い影響を受けてると思います。

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